別府八湯温泉道2011年修行納め

 九州温泉道の泉人限定手拭で家内が湯巡りバッグを作ってくれた。そのバッグを提げて2011年の温泉修行の納めに別府にやってきた。(12/30-31/2011)

 昼過ぎには別府インターを出ることが出来た。そのまま芙蓉倶楽部に寄ってみたら、満室の為に立ち寄り湯は不可の案内が出ていた。まぁ宿泊客優先だから仕方ない。残念では有るが満室とは良い事だからと言い聞かせてガラガラの駐車場を後にした。

 そういえば鉄輪の手前の小倉に新規加入の「和の宿夢月」という所が温泉道に新規加入したとの案内がされていた。そこへ行ってみよう。

 新規加入とは聞いたが、着いた場所は旅籠屋精湶だ。ここは脱退と聞いていたが代替わりして新規加入になったようだ。

露天は湯を張る途中だった
別府八湯温泉道 188番札所 和の宿 夢(むつき)月 ニューグロリアグループの8番目の宿

 受付で聞けば、立ち寄りの大浴場は500円と精湶時代より安くなっている。家族湯は2,000円のようだが縁が無い。

 おにやまホテルに寄ってから時間が15:00〜17:00に変更になった事を聞いて、ひょうたん温泉に向ってからランチ。

夢月の立ち寄り湯案内クリアな湯は変わらず健在

 湯上りには相変わらずのトリ天定食を頂く。そのまま裏から出て、おにやまホテル→上人湯→渋の湯→谷の湯とハシゴ。

 年越しの湯ごもりをしている家族連れが目に付く。最近は特に鉄輪界隈は団体を見かけるのは風月くらいになった。昔から湯治客が多かった鉄輪温泉は別府の中でも個人客への対応は素早い。

 一旦下って富士観ホテルに寄ってみたらチェックインの行列。フロントの外で手隙の人を見つけて立ち寄り可能か聞けば、まだまだチェックインが始まったばかりですから、ごゆっくりどうぞと優しい。

 今夜の宿のフジヨシさんは、今朝確認したときでも空室が有った。普段の週末は当日予約なんて殆んど出来ないのに、年末年始は家族連れ年越し湯ごもりの需要に合わないビジネスタイプは一人旅にはありがたい。

 チェックインを済ませて歩いていると、「ぷらはち」の前で、九州温泉道の申請に来た御婦人達に捕まった。曰く「そのショルダーは何処に売ってる」、「なぜ稼ぎ時に申請場所が休みなのか」、「幾らで作ってくれるのか」、「最後の竹瓦温泉は何処也や」云々。

 普段でも御婦人は苦手なのに団体のオバチャン達は更に苦手。オバチャン達を竹瓦温泉まで案内して、そうそうに野上別館に逃亡。

 野上別館の浜の湯で手足を伸ばして上がってくると、フロントのご婦人が目ざとくバッグに目をつけ暫らく吟味。曰く「縫い目が細かくて良い」、「手拭でもキルトにすれば丈夫だろ」云々。

 バッグのお陰で今日は年上の御婦人に声を掛けられる。もう一回り若ければ等とは決して口にしない。

 年末年始の無料開放で賑わう竹瓦温泉でも、九州温泉道泉人殿堂の写真を見ていると同じように声を掛けられる。

 昨日は僅か10湯しか巡ってないのにご婦人方のパワーに負けた為か、最近修行が甘いためか、はたまた年末の仕事の疲れが出たのか?宿に休憩に戻ったら、そのまま寝てしまい気がついたら朝。

 朝から湯都ピアに駐車して、無料開放で混雑した浜脇温泉で目が覚めた。浸かっただけで東町温泉に向かい髭をあたる。東蓮田温泉→蓮田温泉で頭を洗い山田温泉→八幡温泉→朝見温泉→祇園温泉と巡って、湯都ピアに戻って血圧を計って見ると動き回っている割には境界域で納まっている。

 高崎マスターに年末の御挨拶。光栄にも高崎の湯の一番湯を頂く感謝。相変わらずマスターの人柄で賑わっている。此処に来ると居心地がよくて長居してしまうのが唯一の欠点。来年もよろしくお願いいたします。

 初代名人発案のロングタオルを手中に収めてラクテンチに向う。今日は臨時ゲートも開かれて賑わっている。結構なことだ。空腹を覚えたので茶屋で焼ソバでも食べようかと思ったが、観海荘が倒産して、両築別邸として再開して一度も寄ってないので下ってみる事にした。

 評判の観海会席膳¥1,500円也を目当てに来たのだが、今日は特別料金設定で¥2,000円とのこと。一瞬躊躇ったが注文。旨かったから良しとしよう。

 食後は勿論、湯に浸かる。観海荘時代と変わらぬ湯が有った。食事をすれば入浴無料などといったサービスは無い。立寄り料金¥500円也。

 下ってから立寄ったパストラルも満室盛況状態だが立寄り湯はOK。市原温泉→夢たまて筥→長泉寺薬師湯→浜田温泉→亀川筋湯で〆湯。2011年の修行納め。

(17巡目の温泉道修行は今回28湯で五段越え折り返しに入った)

fwd-net長崎・諫早

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