阿蘇温泉郷 湯ごもり祭 開催

 今年の始めに開催されたプレイベントが楽しかった事もあり、九州・阿蘇くじゅう観光圏の阿蘇ゆるっと博「冬阿蘇のイベント」阿蘇温泉郷湯ごもり祭が始まるのを待っていた。プレイベントは一人で楽しんでしまったから今回は家内と二人で参加。(12/02-04/2011)

 12月2日(金曜日)に年休を取って二泊三日の温泉三昧スタート。朝から有明フェリーで長洲港に渡って下道を杖立温泉に向う。

 杖立の米屋別荘でキャンペーングッズを購入。チケットとリーフレットが無いとスタンプラリーは始まらない。

 米屋別館の名湯をじっくり楽しんで湯上りには杖立プリンも試してみる。私は柚子のプリンを選んだがサッパリしていて実に旨い。

 杖立温泉で楽しんだ後は、そろそろ昼時も近いので小国へ向う。小国では勿論のこと蕎麦を食す。新蕎麦が収穫された後の今頃は香りも良くて蕎麦が旨いからだ。

 湯ごもり祭は、スタンプラリーといっても順位が有る訳ではないのだから焦って回る必要は無い。対象エリアを楽しみながら廻ろう。

 のんびり・ゆっくりと言うわけではないが、蕎麦だけでは足らずに好物のコンニャク寿しも「ゆうステーション」で追加購入。周辺の湯は明日に回して内牧も通過して南阿蘇は山口旅館で本日の2湯目。ここは家内のお気に入りの宿。

 南阿蘇〜高森を通過中にはプリンとアイスを試して一路「高千穂町」に向う。高千穂温泉は私も始めて行く湯処。高千穂町で一湯だけエントリーしているのだからと期待は高まる。

 しかし、到着してみると温泉センター然とした建物。中も同じ。浴室に入ってみれば多くの入湯客が浸かるのだから当然のごとく滅菌・ろ過・循環の湯。施設の性格から考えれば当然の事だ。

 これはこれで良しとしよう。九州温泉道に選定されていながら、例の事件がおきた温泉のように成っては話に成らない。

 そうそうリールレットに掲載されている「先着100名様限定高千穂温泉オリジナル手さげ袋プレゼント」は天孫降臨と地頭鶏の下に敷いている、よく湯宿に置いてある手拭等を入れるビニールの袋だった。(渡してくれた係りの女性も申し訳なさそうだった)

 当たり前だが、天孫降臨と地頭鶏は付いて来ない。一番離れた高千穂温泉に初日に来たのは家内の好きな高千穂神社に参拝するため。

 拝殿で参拝してから、今日はちっと元気が無い鎮め石に挨拶して上の写真の今夜の友を求めに行ったのだ。

 さて、初日は対象施設のうち僅か3湯しか浸かってないが、内牧温泉で何湯か町湯を楽しんだ。町湯を楽しんだ後は今夜の宿に向うとしよう。プレイベントの時と違って今回は「泊まり湯の達人」が追加されたのを知ったのはキャンペーンスタートの三日前。

 宿湯が対象とは知らなかったので今回は前回のように内牧ではなく予約の入れ易い対象外の宿を予約している。イベント内容の告知がもう少し早ければ対象の宿を予約したのにと。。。。。


久住山荘はクリスマスムード

 それはさておき馴染みの久住山荘の湯に浸かってから夕食。夕食時には生酒を頂いて部屋に戻ってから天孫降臨を地頭鶏で頂く。(飲みすぎだよ)

 昨日の午後から天気は下り坂。目覚めたときには外は真っ暗。朝湯を楽しんでからユックリ朝食を頂いた頃には、すっかり明るくなった。

 いざ、二日目の湯めぐりに向かうべく家内の愛車を見てみると昨夜の雨風で落ち葉だらけ。

 二日目は黒川温泉から始めよう。今回は今まで浸かった事の無い宿湯にしようかと話しながら来たのだが。。。。家内の希望は「こうの湯」だった。ここの切り石の立湯はいいもんなぁ。。。

 黒川温泉の観光案内所でリーフレットに載っている「あったかハートを持ってかえろ」が気になってチッケトを購入。中身は唯のカイロなんだけど、こんなパッケージに成っていると楽しくなる。さすがは黒川温泉だ。

 「黒川はさすがだねぇ」などと話しながら向ったのは小田温泉。ここでも彩の庄に来てしまう。フロントは感じが良いし湯上がりに休憩できるラウンジも家内のお気に入り。もちろんサービスのコーヒーも頂いた。

 ゆっくり湯上り休憩をしてから、田の原温泉では湯の迫に立寄ったが「土曜日は立ち寄り湯は受け付けてません。昔からです」と切り口上で言われてげんなり。

 宿としては昔からそうなのかも知れないが、リーフレットには記載されていないし、そんなに迷惑そうに言わなくてもと思ってしまう。

 まぁ良い。田の原温泉には大郎館がある。そう思って下って大郎館のフロントに寄ると。館内の大浴場でも良いけど家族湯でも良いよと感じが良い。

 お言葉に甘えて石風呂という切石の湯船に浸かる。良い湯に免じてピンボケの写真はご容赦あれ。

 朝から三湯ハシゴしたら昼前だ。今日の昼食は長湯温泉の万象の湯の薬膳バイキングと決めてある。一気に久住エリアを通過して長湯温泉に走る。


名物の45倍カレーは心して食せ!

 何時飲んでも薬膳スープは滋味溢れて旨い。もう一ヶ所食べたいものが有るので軽く切り上げて、もちろん万象の湯に浸かる。ここの湯も奥豊後温泉郷マイスターとして「お薦めの湯」だ。

 この万象の湯で湯ごもりのチケットを2部購入したのだが、抽選で10万円分の特産品が当たるかもしれないアンケート葉書は、ご覧のとおり官製葉書に印刷したもの。


当たるといいなぁ。。

 ランチの続きで竹田市街の真ん中にある魚町友修に来て見ると残念ながら準備中の看板が上がっている。

魚町友修は準備中

 竹田市のD級グルメに手打ち蕎麦でエントリーしているので家内は随分楽しみにしていたのだが準備中では埒も無い。あきらめて家内のチョイスでレゾネイトクラブくじゅうに向う。

 そのまま産山村の花の温泉館を楽しんでいたら、ランチが軽めだった事もあって、暗くなってからのお楽しみの前にシェ・タニでスイーツを頂こうと思ったら店に着いてみるとオーダーストップで残念。それでも試食をタップリ?頂く。ご馳走さま。試食だけでは申し訳ないので宿の女将さんに手土産のバームクーヘンを買い求める。

魚町友修は準備中魚町友修は準備中

 さてさて暗くなってのお楽しみ。勿論それは久住高原光のファンタジア。LEDの単調な光源を使ったイルミネーションは個人的には好みではないが、この位スケールの大きいイルミネーションは楽しめる。

第三回久住高原光のファンタジア

 会場の一番奥まで観客を誘導するための福引と判っていても誘われてしまうのは欲望多き人間の常。勿論抽選に参加して外れ籤を引いたのは言うまでも無い。

福引抽選会

 光のファンタジーは楽しいが空腹の虫が鳴いてきたので宿に戻る。温泉→夕食→温泉→熟睡→快適な目覚め→朝湯→朝食→チェックアウト。理想的な湯ごもりメニュー。

 今日は三日目最終日。天気も持ち直して青空が見える。天気が良いので、わいた温泉郷は眺望の良い豊礼の湯に浸かる。

 ここで近いうちに泊まって「泊まり湯」にカウントしようと思ってリーフレットを見たら宿泊の欄が×になっている。何故か対象施設ではないようだ。安価な素泊まり専門宿というのが原因だろうか?良い宿なんだけど。

 疑問を抱えたまま内牧温泉へ。ここでは阿蘇乃湯にお世話に成る。以前から家内と都合三回に分けて廻った町湯巡りも此処で打ち止め。

 はな阿蘇美のインフォメーションで内牧温泉町湯巡りの認定証を揃って頂いたら、私は499番で家内は記念すべき?500番。その上に抽選では一等のケロリン桶+湯めぐりセットを頂く。嬉しいなぁ。。

 ”めぐり湯”の達人まで残すは高森だけ。まだまだ昼前だし急ぐ事も無い。波野の道の駅に立寄って地元では高くて沢山は買えない国産生椎茸を沢山買い込む。

 そしていよいよ高森は月廻り温泉館に到着。「もう全部廻ったの?!」と迎えられて入湯。絶景の湯だ。

 湯めぐりは結構体力を使うし腹も減る。12湯完湯のあとは隣の食事処で地鶏と名物の田楽を頂く。先に串を火に掛けた田楽は地鶏を食べ尽くしても焼きあがらない。

 入湯前に注文して田楽を焼いて貰っておけば良かったと学習。ご馳走様でした。

 ここでレポートも終了と言いたいところだが、今回の各地のサプライズで南阿蘇温泉郷のサプライズを確認していない。

 南阿蘇温泉郷の各施設では湯ごもりチケットの半券を提出すればエリアの共通入湯券と交換してくれる。

 使用期限は冬阿蘇ゆごもり祭の期間中。さて今度は山口旅館か朝陽に泊まって共通入浴券でミニ湯ごもり祭りとしようかなぁ。

阿蘇・くじゅう観光圏 阿蘇温泉郷 湯ごもり祭12/01〜03/31/2012

12/08/2011更新

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