別府八湯温泉道 永世名人への11巡目のスパポート達成 |
別府八湯温泉道では、名人を11回取得すると永世名人となる。その通算11巡目のスパポートを満たす時が近づいてきた。(05/07-08/2010)
いろいろ野暮用が重なって、別府の湯の町に出て行けたのはチェックインを済ませて午後6時を廻っていた。別府富士観ホテルから北浜ホテル街へは徒歩15分ほど。竹乃井・かくすい苑・好楽・海間寺温泉と何時ものようにハシゴして、夕飯代わりに大陸ラーメンに立寄る。
勿論のこと、とり天&冷麺ビンゴラリーの参加店だ。暑くなって来たこの時期には湯巡りの途中に冷麺はなかなかマッチングが良い。大陸ラーメンの冷麺も旨い。
おなかが落ち着いたところで、ニューツルタに立寄る。連休明けの為か貸切状態。また徒歩15分の道程を引き返してジムニーを取りに行く。やっぱり富士観ホテルは立地が少し不便だ。
日の出温泉・住吉温泉をハシゴしてから、さっきの冷麺一杯では夕飯代わりに成らなかったので、ラーメン亭一番に立寄る。ここでも冷麺を頂く。
美味しい冷麺を食べながら、今から競輪温泉に行けば仕舞湯で写真が撮れるかと思い立ち走る。付いてみると終了時間に20分残した21:40には湯を落として掃除が始まっていた。残念。
せっかく亀川まで来たから、浜田温泉に立寄って、鉄輪のひょうたん温泉に廻る。もう10時を過ぎているのに家族連れが多い。ノンビリ過ごして宿に戻る。
今回、富士観ホテルでの宿泊プランは、一泊二日朝食(バイキング)付のプラン。施設の古さは否めないが、トイレはシャワー付きに成っているし、実用には問題は無い。朝湯を楽しんでから4階の朝食会場に向かい、並んでいるバイキングのメニューを集めてみると、こんな感じの朝食になった。まぁ普通の朝食かな。私にしては充分な朝食。
昨日、10湯廻ってスパポートは八段。今日は、あちこち空いているところを埋めて廻るような湯巡りに成る。先ずは堀田温泉。
神丘温泉を上がって小倉薬師丘の湯を確認したら、17〜22時までの短縮営業ながらオープンしている。こりゃ夕方お世話に成るしかない。
そろそろ照湯の開始時間、照湯で一番湯と思ったら先客が居た。営業時間前から入る常連は何処でも多い。湯上りに散歩がてら、海地獄・鬼石坊主地獄を廻って亀川に下る。長泉寺薬師湯のお世話になって、亀陽線・競輪温泉とハシゴ。ここでまた小倉に戻って豊山荘・明礬湯の里・かんぽの宿。
昼も近くなったので、再び北浜に戻って、望海に寄ってみるが、本日は露天の清掃日で立ち寄り不可との事。ダメなものは仕方ないので、清海荘に廻って、加賀旅館・すえよ志・ホテル雄飛とハシゴ湯。これで十段。
空腹に耐えかねてGWでは、親戚の結婚式の為に店を閉めていた「やまと」に寄って、とり天定食を頂く。食後のコーヒーもついて750円は良心的。
スパポートも後残るところ8枠。今日中に通算11巡目の名人達成も問題ないだろう。食後の散歩に北浜界隈を散策。ニューツルタの裏手に建つ旧家の鏝絵も玄関先の掃除をされていた上品そうな御婦人に挨拶して暫し鑑賞。なかなか良いなぁ。
戦火を受けてない別府の町は昔ながらの裏路地も残り、裏路地散歩も楽しい。
二時を廻ったので三泉閣に寄ってみたら。今日は貸切が入っていて三時からだという。そのままホテル清風・花菱ホテル・西鉄リゾートインと廻り三泉閣のお世話に成った。
貸切は女性ばかりの71名の団体さん。男女の大浴場を両方占拠していたようだ。三泉閣の湯に浸かりながらラストは何処にしようかと迷う。
とにかく鉄輪に移動しようと出発したが、途中で市の原温泉に立ち寄る。そして風月さんがラス前の湯になった。
記念すべき永世名人達成の湯は、旅館国東荘と決まった。記念の湯も温泉本の無料券を使って入湯したのが自分らしくて笑える。
成分が濃い鉄輪の中にあっても、しっかりとした入浴感のある湯に長湯したために一気に疲れが出てきた。喉も渇いたし冷たいものも欲しかったので、すぐ近くのひかり食堂に入る。
ここの冷麺は季節限定で秋になって寒くなるとメニューから無くなる。一年中あっても良いと思うのだが。ひかり食堂の冷麺にはシャーベット状になったスープが浮かんでいる。火照った身体にありがたい。旨い。
通算11巡目のスパポートはスタンプで埋まったが、手元にある別府とり天&冷麺スタンプラリーのシートは埋まってない。一列出来ると貰える缶バッチは既に取得済み。
三列出来るとマイ箸が貰える。まだ申請はしてないので永世名人達成に成ったわけではないが、一応申請資格が出来たわけだから、記念にマイ箸を獲得するのも悪くない。
目標は第二東洋軒。別府に於ける洋食屋のルーツとも言える東洋軒の流れを汲み別府とり天の元祖とも言われる店だ。このスタンプが入れば三列揃うが、ここの本店は亀川にあり土日祝日休みの上に平日も夕方5時には閉店するため観光客にとっては困難店。
その支店が北浜に有るが、ここは夕方6時からの酒が入る店。断酒している身には入りにくい。開店したばかりの早い時間なら酒抜きでも良いかと思い再び北浜に向かう。
夕方6時を廻った狙い通りの時間に到着。居酒屋レストランと書いて有るので、まぁ食事だけでも良いだろうとドアを開けた。カウンターの奥では忙しそうに包丁を使っている最中で顔も上げない。
「とり天良いですか」と声を掛けると、「まだ準備中」との返事。開店時間過ぎてる事を示すと「準備が遅れている」との返事だけ。
支店は支店でしかないのか?ダメだと言うのを無理に頼んでも気分が良くない。店を出た。
通算十一巡目のスパポート | ケータイ温泉道大名人を目指して |
88湯目 名人達成 | 96湯目 殿堂入り |