別府八湯温泉道 黄金週間前半は別府で温泉三昧 |
九巡目が完了したスパポートと十巡目途中のスパポートが手元にあってゴールデンウィークを迎えた。野暮用も何とか形が付いたので前半から休みが取れた。これで別府に走らない訳には行かないだろう。(04/29-05/01/2010)
朝八時半に別府に到着。インターから直ぐの堀田温泉で休憩。風が強いので露天は無人。この堀田温泉で市営温泉の柴石・堀田・芝居の湯の三湯(680円)に入れる500円のチケットを購入。そのまま上原温泉経由で浜脇温泉にジムニーを停めて、東町温泉・住吉温泉・東蓮田温泉・蓮田温泉・山田温泉・八幡温泉・朝見温泉と巡って祇園温泉。
ここでお会いした北浜在住の63歳の先人は、ハシゴ湯せずに一湯毎に自宅から歩いて行くそうで、なんと塚原温泉にも一日がかりで歩くと言われていた。一昨年、鍋山で足を折ったそうだが、それでも元気に徒歩だけで廻ると言う。脱帽です。
茶房たかさきの前で別れて、末広温泉・永石温泉経由で湯都ピアに入湯してジムニーを出す。
朝から何も食べていないので、レストランリボンに寄って「とり天定食」を頂く。今年の11月までの間、とり天&冷麺ビンゴラリーというイベントが有っているので、温泉道の門人としては参加しないわけには行かない。
ここの「とり天」はパンケーキっぽい甘い生地で上がっていて、初めてのタイプだが美味しく頂けた。食後は温泉三昧500のチケットで芝居の湯に浸かり、そのままホテルフジヨシに寄って入湯。ジムニーを置かせて貰って北浜のホテル街を攻める予定。
途中、ツッチー☆永世名人のヘナ教室をのぞいて見るが無人。待ってても仕方ないので湯巡りに直行。
悠彩の宿望海・加賀旅館・清海荘・三泉閣・竹乃井・清風・かくすい苑と回って、もう一度ヘナ教室(不在)経由で海門寺温泉に浸かる。ここのスタンプは擦れて来たので明日から新しいスタンプに変わるので最後のスタンプ?を頂く。
お向かいのビジネスホテル松美の後は、小腹が空いたので、いったんジムニーを取りに行って富士観ホテルに寄ってから胡月に向かう。もちろん冷麺を食べるためだ。
ここの冷麺は麺が小麦麺なのに硬い。すこぶる硬くて太くて短い。スープは好みの濃い味なんだが、なんとも硬い。硬いだけなら珍しくも無いが、チャンポン麺以上の太さだから尚更固く感じる。充分旨かったが顎がだるくなった。
珍しい冷麺を食べてから京町温泉に浸かり、あちこち抜け落ちている温泉を拾って回る事にする。紙屋温泉・幸温泉・市の原温泉・城島高原ホテル。大地の湯に浸かっていたら空腹な事に気が付いた。
冷麺だけでは持たない。駅前のデカ弁で何時もの「とり天弁当」を買い求めて、食後はホテル好楽から梅園温泉に行って、野上本館の湯に浸かっていて梅園温泉が重複だと気が付いて、ニューツルタで梅園温泉の脇にスタンプを押してもらった。これで十巡目も七段。ひと区切りついたところで就寝。
朝の5時過ぎには目が覚めた。そのまま明礬地区の秘湯を目指す。鍋山から蛇ん湯に向かうときに空き地の奥にチラッと見えてたが、下ってきたら道端に派手なハーレーのトレーラーが停まっている。
「幌馬車で走るハーレーおじさん」こと、山下保夫氏だった。なんでも昨夜暗い中を鍋山を目指したが、道が悪いし見えないので広場に停めて寝てたそうだ。このハーレートレーラーで登れるかなぁ??
御本人は歩いてでも行くと笑っていたから大丈夫だろう。
トレーラーを見送ってから、秘湯三湯の写真をメール添付で事務局に送って、後でスタンプを貰いに行くと伝えた。
山を下って駅前高等温泉・竹瓦温泉・不老泉・田の湯温泉・錦栄温泉・寿温泉・薬師温泉・天満温泉と回ってから事務局に向かう。
目出度く、前回九巡目を終えたスパポートで名人認定を頂く。2,038代だ。ついでに八段に成っている十巡目のスパポートに今朝の秘湯三湯のスタンプを頂く。その時に「明日の5日1日は休み?」って聞いたら「休みです」との答え。今日は17時までなら開いてますよと言われたが、ちょっと時間不足だなぁ・・・・・
まぁ鉄輪方向には今回未入湯の湯が幾つも有るからと、神丘温泉・豊山荘・砂湯温泉・柴石温泉・長泉寺薬師湯と周る。血の池地獄に寄ったら、朝から何も食べていないので空腹の虫が騒ぎ出した。
天心軒に立寄る。勿論のこと冷麺を注文。こちらの麺は、昨日の胡月に比べると細いが、それでもラーメンなら太麺と言われる程度の小麦麺。麺は硬いが多少細いので食べやすい、スープはサッパリとしている。旨い。
これで一列揃ってビンゴ。缶バッチを頂いた。食後に今からのコースを考えていたら、もしかすると夕方までに十巡目のスパポートが埋まるのでは?と思えた。
かんぽの宿・旅館さくら屋・渋の湯・上人湯・谷の湯・夢たまて筥・おにやまホテルで十段。やや時間が押している。みゆき屋・ひょうたん温泉と浸かってから明礬温泉に向かう。照湯から湯元屋旅館・湯の里。豊前屋を上がったときには16時を回った。
足湯は気が進まなかったが時間短縮の為に海地獄、そして隣の鬼石の湯でスパポートが埋まった。必ず17時までには着くからと事務局に連絡を入れて走る。
朝の2,038代に続いて、今度は2,043代を頂いた。この間に4人が名人認定されたわけだ。流石に大型連休だ。
申請を済ませた後は、なんだか疲れてしまって、みかゑり温泉にやってきた。賑わっているが男の露天風呂は今日も誰も居ない。ここでユッタリと身体を伸ばす。
湯上りに蒸玉子を一つ頂いた。旨い。玉子を食べたらかえって空腹になった。温泉道は一休みして鉄輪の旅館さくら屋の向にある新博多に寄って「とり天定食」を頂く。カラシで食べる馴染みのある食べ方。食べる程食欲が出てくる。
このまま一杯やりたいところだが、半年前から断酒しているので、おとなしく「ご馳走様でした」となる。
いよいよ永世名人にリーチが掛かった十一巡目のスパポートは、みかゑり温泉を上がった時点で四段に成っている。このまま一気に頑張っても面白くない。やはり何でも緩急・強弱は大切だ。
のんびりと、城島高原に向かう。高原ホテルの大地の湯の壺湯に浸かりたくなった。着いてみるとホテル内は家族連ればかり。ロビーも大地の湯も子供達の歓声が上がっている。
雨が降ってきたために露天は誰も居ない。壺湯に浸かって雨避けに顔にタオルを掛けて寛ぐ。内湯では子供が暴れていても親は嬉しそうに見ているだけ。耳を塞いで身体を伸ばす。
城島高原から下ってきて、上原温泉・海門寺温泉とゆっくり回る。海門寺温泉のスタンプは新しくなって文字がくっきり。酔客を避けながら野上本館に寄って本日修了。
今日は5月1日。今日で今回の別府滞在も最終日。目覚ましに野口温泉に浸かり歯磨き。薬師温泉で髭剃りしてすっきりしたら、ここは重複。そのまま天満温泉で身体を洗い、幸温泉でヤニ臭い頭をシャンプーする。
9時前になって駅前高等温泉に寄って、今夜開いているか一応聞いてみる。ぶらぶらと竹瓦温泉に向かい湯に浸かりながら今日は何処に行こうかなぁ???
ぶらぶらと歩いていたら、西法寺の満開となった藤に目が止った。暫く藤の花を見ていたら、ラクテンチに行きたくなった。九日天温泉経由でラクテンチに向かう。
この、目的地に向かう途中に一寸立寄るのが良い。重複してれば次のスパポートにスタンプを押しておけば良いだけ、どうせ温泉道は続けるつもりだから。
さて、ラクテンチのケーブルカーに乗るのは、温泉道に参加してからは初めてだ。いつもは時間節約に観海寺から直接上がる裏口訪問ばかり。そうそう猫にはメモリー号、犬にはドリーム号と命名されたそうだ。
アヒルのレースで300円負けてから下山。ブランチに元祖アリランで冷麺を頂くつもりだが、まだ時間が早い。餅ヶ浜温泉経由で山田旅館に周る。
オンパクで山田旅館の露天風呂を掃除して一番風呂に浸かるなんて企画をツッチー☆永世名人が出してたなぁ。この露天かぁと思いながらユッタリと過ごす。
朝から何にも食べてないので、身体が浮いてしまう。11時半のランチタイムに合わせて元祖アリランに向かう。
元祖アリランは、海門寺公園の海側に面している。ちょっと高そうな焼肉屋さん。カウンターには旨そうな酒が並んでいる。私が頼んだのは勿論の事、冷麺(中)だ。
出てきたのは、韓国で馴染みのある、まっとうな冷麺。旨い。サッパリとした冷麺に感謝。アリランの冷麺は大と中が頼めるが、このあとに「やまとのトリ天」を食べるので中とした。
裏銀座の「やまと」に寄ってみたら、今日から三日まで休みと張り紙がしてあった。残念。気を取り直して開いたばかりの梅園温泉に浸かる。福助堂の御主人から「よく来るねぇ」と冷やかされる。
唐突に鉄輪の入舟荘に行きたくなった。市営駐車場にジムニーを停めて、目の前の熱の湯に浸かってから入舟荘に寄って見た。出てこられたのは御主人。女将さんも感じの良い人だが、御主人も優しそうな人だ。
こんな人達の宿だから人気が有るのだろう。
鉄輪すじ湯・地獄原温泉をハシゴしてから、久しぶりに慶松苑に向かう。冷麺を食べるためだ。ここは湯涸れしたので入湯は諦めている。
寄って見ると源泉の上の貯湯槽の周りを覆う工事をしている。浴室の中にも誰か居るようだ。
聞いて見ると温泉工事では無かった。湯船は空っぽのまま。気持ちだけ湯船に沈めてみた。温泉はダメだったが冷麺は、韓国風。それもアリランと違って庶民的な食べなれた冷麺。するっと頂いた。旨い。
杉乃井に登って来た。チェックイン客が次々にフロントから案内されている。入湯できるか聞いて見るとチェックインのピークが来たばかりですから、みどり湯は空いてますよとの事でお世話になる。
お気に入りの桶湯の中からツイッターで遊ぶ。誰も来ない。フロントの予想通りだ。
このまま帰ろうかと思って時計を見たらパストラルの立ち寄り時間に間に合いそう。七ッ石温泉経由でパストラルのお世話になる。ここもチェックインでフロントは忙しそうだったが、気持ちよく受け入れてくれた。
もう一泊すれば一気に永世名人に届きそうだが、楽しみは次に残して諫早に向かう。鳥栖JCの渋滞を覚悟していたが、何事も無く普段の週末よりもスムーズに通過できた。
通算十一巡目のスパポート | ケータイ温泉道大名人を目指して |
54湯目 六段 | 94湯目 殿堂入り |