別府八湯温泉道早回りに挑戦

 真偽の程は不明だが、36時間だとか二泊三日で88湯回ってしまう事に挑戦している人が居るとか居ないとか?早回りそのものに意味が有るか無いかは不明だが、ちょっと試してみよう。(02/19-20/2010)

 AM05:00自宅を出て、高速で別府に向かう。もう季節は雨水だというのに、雪が舞っている。玖珠を過ぎると高速も積雪が有る。予定より多少時間が掛かって07:40別府インターを出る。そのまま秘湯三湯を目指す。

雪が降っている 鶴の湯は湯枯れ

 鶴の湯は冬場の常で湯枯れ。何とか足湯(水?)をして事務局に写真付きでメールを送る。鍋の湯・へびん湯は快適に入湯。同じくメール送信。こうしておけば、後でケータイ温泉道の申請に寄ったときにスタンプが貰えるだろうとの計算。

 そのまま、温泉道に新規加入の上原温泉に入湯していたらメールが入る。見てみると事務局から秘湯三湯の合言葉が送信されて来ていた。

 慌てて事務局に寄ってスタンプを貰うつもりの写真送信であった事を伝えて、そのままケータイ温泉道の名人認定証を発行してもらった。メールに詳しく書かなかった事が原因のミス。自分のミスで時間ロスをしてしまった。本来は町湯の昼休み時間に寄ろうと思ってたのに・・・・・・

鍋の湯 上原温泉

 事務局(別府市役所)から鉄輪に向かう途中に七ッ石温泉・砂原温泉をハシゴして、旅館さくら屋・谷の湯と入湯。これで8箇所。余勢をかって入舟屋・みゆき屋に回ったら昼前だ。

 朝食を摂ってなかったので、まさ食堂でカツ丼を頂いて、食後に上人湯に入湯。近くの「かんぽの宿」に立寄る。いくら早回りに挑戦中とはいえ効率的なコースばかりでは面白くない。最近寄ってない杉の井ホテルに寄ってラクテンチに行ってみたら、園内整備の為休業中との事。ガッカリ。

 そろそろチェックインが出来る時間に成ったので、今日の宿ホテルフジヨシに向かう。チェックイン時の説明では、源泉の湯量が落ちたので、大浴場の営業時間は17〜21:30に短縮になった上に朝湯も中止したとの事。これまたガッカリ。

まさ食堂 昼食のカツどん

 車を置いて、徒歩で野口温泉・薬師温泉・幸温泉をハシゴ。これで16箇所。そのまま富士観ホテル・京町温泉に回って、休業中の立花温泉の様子を見に寄ったが、再開の様子は無い。

 海門寺温泉に寄ってみたら、もう古い建物は無くなって更地になっていた。寂しい気もするが、市営とはいえ町湯は実用の物。余所者の感傷は無用のものだろう。

 向かいのビジネスホテル松美に立寄る。そのまま「かくすい苑」から竹乃井、ホテル好楽とハシゴしたら空腹の虫が騒ぎ出した。

向こうが新しい海門寺温泉 鶏天弁当

 21:30迄しか宿の大浴場が使えないし、時間も惜しいので駅前のデカ弁当さんで鶏天弁当を求めて宿に戻って湯を使う。(夕食としては、ちと寂しい)

 フロントでスタンプを貰って、再び外出。ホテルニューツルタに回って24箇所目。客引きの声を振り切って竹瓦温泉に寄ってみたら貸切状態。再び客引きの誘いを断りながら「べっぷ野上本館」に立寄る。

 高段者優遇券の真ん中が空いているのを見ながら「うちのが最後だね」と御主人が冷やかす。ここは何時訪ねても飾らない対応が気持ち良い。

貸切の竹瓦温泉 伊能忠敬の測量記念碑

 ちょっと足を伸ばして、明朝訪ねるには時間が合わない住吉温泉・松原温泉に立寄る。出来れば駐車が出来ない永石温泉も回りたかったが疲れが出てきた。

 宿に戻る途中に流川通りに建つ伊能忠敬の測量記念碑を見てみる。地元では伊能忠敬の足跡を訪ねて歩いた経験の有る身としては古い知人に出会ったような気持ちになる。

 日本中を測量して回ったのだから別府で、その足跡に出会っても不思議は無い筈なのだが。不思議なものだ。さて。宿に戻ってユニットバスに浸かるのも興が無いので駅前高等温泉に寄ろうかと思ったが、やはり身体がだるいので、そのまま宿に戻って就寝。

朝食

 普段は湯巡りをすると、朝までぐっすり寝るのだが、今回は疲れ過ぎたのか夜中何度も目が覚めた。頭がはっきりしないので、朝湯に駅前高等温泉に向かう。アチチの湯で目が覚めた。

 改めて数えてみると、昨日は26箇所回ったので、過去の25湯/日の記録を更新した事になる。

 宿の簡単な朝食を頂いて脇浜に向かう。泉都ピアの地下駐車場にジムニーを停めて、脇浜温泉・東町温泉、ここで32箇所入湯。

 さらに東蓮田温泉・蓮田温泉・山田温泉とハシゴして、八幡温泉で管理人さんと世間話をしながら休憩。

 祇園温泉で脇浜〜朝見の湯巡りを打ち止め。川を渡って錦栄温泉に立寄るが、残念ながら定休日(1・10・20日が定休日)だった。整理が進む光町の大火の跡に合掌して末広温泉に入湯。どうも疲れが溜まっているので、湯上りにゴトー饅頭で一つ分けてもらう。甘いものを食べると元気が出る。

 永石温泉では、クリカラモンモンのお兄いさん達と入湯。泉都ピア脇浜に入湯して駐車券のチェックを受ける。ちょうど三時間だ。ここまでで通算40湯。

 ジムニーを出庫して駐車場の有る日の出温泉に立寄る。湯に浸かっていても外装工事に入っていて落ち着かない。

 気分を変えて亀川方面に向かおう。そうそう、別府はラーメン屋さんにも立ち寄り湯が有るが、パチンコ屋さんにも無料の立ち寄り湯がある。

 パチンコ屋さんの裏手に有るべビィラック温泉の湯小屋は、無料なのに貸切湯。その上、待ち時間に寛げる足湯までと至れり尽くせりの内容。(トイレも併設している)

 人気が有るので、立寄ったときには3人待ち。今日は早回りに挑戦中なのでパス。

 亀川では、競輪場に有る開催日は無料になる、その名も競輪温泉に立寄って、亀陽泉・浜田温泉とハシゴ。ちょっと足を伸ばして「とんぼの湯」に浸かり、また戻って長泉寺薬師湯にハシゴ湯。

 柴石から鉄輪に向かう途中から分かれて、食彩「むつごろう」に向かう途中に城ノ内橋という石造アーチ橋が残っているそうだから、ちょっと寄り道してみる。

 忙しい早周りの途中でも、好きな石橋は気に成るものだ。

城ノ内橋:別府市内竈の新川に架かる。径間4.5m・幅員2.4m。昭和10年架

 石橋は直ぐに見つかった。手前のコンクリート部分は新城ノ内2号橋。その手前に湯気の上がっているのは源泉のようで、温泉配管が下流に引かれている。

 石橋を堪能したら、鉄輪に向かい「ひょうたん温泉」に立寄る。打たせ湯を楽しんでから昼食。

 注文したのは、だご汁定食¥1,000円也。今日は週末とあって大賑わいて、だご汁定食が出来てきたのは30分後。なんだか早回りの疲れも出てきた。そろそろ切り上げを考えよう。

 食事をしながら、この後の行き先を考える。やっぱり明礬の湯に浸かって、この鉄輪を締め湯にしよう。ならば明礬の豊前屋旅館だ。何時ものようにメタボな看板犬が迎えてくれる。

 先客が入ったばかりで、ここでも30分待ち。明礬薬師寺の鳶の湯跡や瀧を見物して時間を過ごす。

 鉄輪では先週入湯できなかった「おにやまホテル」に立ち寄り湯。通算49箇所の入湯。

 営業再開したという丘の湯に寄ってみると、やはり水不足で当分の間は12〜16時は入湯できないようだ。

 いつものように別府湾SAで土産を買って諫早に向かう。途中のハイウェイラジオの情報で長崎道の多良見の先で多重衝突事故が起きて通行止めだとか。安全運転を心がけて休憩も取りながら帰るとしよう。

五巡目スタンプ ケータイ温泉道 大名人として通算
67湯目 八段 88湯目 名人 温泉道143湯目

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