ちょこっと別府に一人旅

 週末に別府に用事が出来た。6月に来たとき迄に16湯廻っているので、温泉道のタオル欲しさに時間を見つけて観光協会に寄って見た。(08/07-08/2009)


さすが別府の観光協会別府八湯だ。この暖簾が欲しい。

 週末に別府まで来て泊まらないほうは無い。昨夜ネットでチェックしたら北浜のホテル白鷺さんが温泉道向けに素泊まり3,800円の格安プランを出してくれている。勿論予約を入れた。温泉道の白タオルを持って白鷺さんにチェックイン。

白タオルを二本貰いました。 白鷺さんの今日の部屋

 格安だから、どんな部屋かと思ったら案外良い部屋だ。荷物を解いて湯に入り、近くの宿湯を訪ねてみよう。まずは「ゆわいの宿竹乃井」さん。そのまま「夢ホテルかくすい苑」さんに立ち寄り湯。かくすい苑の案内のお嬢さんは「貴重品は無いですか?」と優しい。次男の嫁に来てくれないかなぁ。

夢ホテルかくすい苑

 時計を見ると午後6時を廻ったばかり。海門寺温泉に寄ってみよう。市営の海門寺温泉は先客が二人。近くに良い湯が無いかと聞くと。表のビジネスホテル松美に良い湯が有ると教えてくれた。

海門寺温泉

 海門寺温泉も松美さんもアチチッの湯。別府のジゲもんはアチチッの湯が好きなようだ。だんだんとアチチッの湯に慣れていく自分が怖い。

 ここで温泉本を見てみると近くに春日温泉があるようだ。ここでも先客に、お薦めの湯を聞いてみた。高等温泉と言うので、そこは浸かったと言うと、不老泉も良いと教えてくれた。

不老泉

 天皇陛下も入湯したとか自慢話を聞きながら、次に行くべき温泉の情報を探る。なんでも飲泉も出来る紙屋温泉が言いと言われる。すっかりと陽が落ちた道を南に下り紙屋温泉を目指す。

紙屋温泉
ここで24湯目、温泉道三段だ

 紙屋温泉では、入湯中の先客が長崎で仕事をしていたとかで雲仙・小浜の湯の話で盛り上がる。その先客は、次は永石(なげし)温泉に行けと仰る。

永石温泉

 永石温泉を出たのは9時過ぎ。いい湯ばかりで長湯になるので時間の経つのが早い。この時間になって空腹なことに気が付く。宿に戻る途中の夢タウンで残り物の弁当とビールを求めた。これが今夜の夕食とは淋しいかな?

 夕食後、白鷺さんの良い湯に浸かってから床に就く。湯疲れのせいか横に成った途端に記憶が無い。

 目覚めの床の中で温泉本を見る。市営堀田温泉が気になった。チェックアウトしてコンビニで買ったオニギリを食べながら堀田温泉にむかう。湯は良いが今風な温浴施設は肌に会わない。神丘温泉に向かう。

堀田温泉 神丘温泉では携帯での写真に成った

 神丘温泉のオバちゃんの話では、奥の部屋がシロアリにやられて、今は工事中だという。評判の鉱泥泉は少し前から止めているそうだ。残念。それでも神丘温泉で長湯をしたせいか少々疲れが出てきた。そのうえデジカメも調子が出ない。シャッターが切れなくなった。

 疲れているなら観光気分で地獄巡りも良いだろう。まずは足湯のある海地獄に向かう。足湯が気に入って、お隣の鬼石坊主地獄も訪ねてみた。(以下携帯の最悪な写真が続く)

海地獄 鬼山坊主地獄足湯

 鬼山坊主温泉には鬼石の湯という良い湯があるそうだ。良い湯だが別府では600円は高いと感じる。ここで温泉本を見ると神丘の湯の隣に小倉薬師温泉丘の湯がある。ここにも寄ってみよう。

鬼石の湯 小倉薬師温泉丘の湯

 足湯二湯で出た元気が、鬼石の湯・小倉薬師温泉丘の湯で萎れてしまった。良い湯は長湯に成る。そして疲れるという判りやすい図式。休憩ついでに柴石の血の池地獄に寄って見た。ここにも足湯が有る。

血の池地獄足の湯
ここで32湯目、温泉道4段だ

 このまま亀川まで下ってみる。八幡竈門(かまど)神社にある白亀(はっき)塚を見てから御神橋を渡る。なかなか良い石橋だ。この八幡竈門神社は亀川地区の鎮守様。

八幡竈門神社 御神橋

 神社で一休みしてから亀陽泉に向かう。もともと公民館なので駐車場もあり立ち寄りには便利な湯だ。半地下式の別府らしい湯を楽しんだら、次は新装なった浜田温泉に向かう。

 バリアフリーを考慮した新しい浜田温泉。その向かいの記念館も一見の価値あり。

浜田温泉

 湯から上がっても、まだまだ昼前。もう少し廻ってみたいが帰ることも考えて明礬の照湯に向かう。ラッキーな事に今日の男湯は歴史ある玖珠の殿様の別荘時代からの湯船に浸かることが出来た。

 照湯に浸かって元気が出た。このまま塚原温泉火口之湯に向かう。

塚原温泉火口之湯

 身体のあちこちに有る傷に強酸性の湯が沁みる。周りのオジサン達は、水虫に効くとかイン○ンに良い等と身体が痒くなる話ばかり。

 どうせインターから高速に乗るなら、奥みょばん山荘にも寄ってみよう。

 ここで37湯だ。スパポートの4段のページに三湯分の空欄が有るのは気に入らないが、帰りの高速で事故でも起こしては洒落に成らない。今回の温泉修行はここまで。諫早まで200km。きついなぁ・・・・

01/26/2010写真を一部差替えて更新

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