別府八湯温泉道 別府修行はジムニーにも過酷だった

 所要が出来たので九重まで走る。湯布院インターを前にしてジムニーのエンジンからカンカンッと異音がする。そのまま湯布院インターを出て・・・・(05/16/2010)

初めてのロードサービス

 今までロードサービスなんて呼んだ事が無い。任意保険のオプションのロードサービスに手配を掛けて貰うと湯布院のサービス工場からキャリーが来てくれた。哀れジムニーは新車で運ばれた時以来のキャリー乗車と成った。

 原因はオイル上がりによる焼きつき。もうこうなってしまったら仕方が無い。ジムニーは由布院で入院。心臓移植しかない。ドナーが見つかれば良いが?

 九重の野暮用は仲間に来てもらって早々に片付けて諫早に帰る段取り(保険が適用される)をするが、JRで諫早に帰るのも大回りの上に高いだけ。

 由布院のバスターミナルで調べて貰ったら18時過ぎの長崎行き高速バスに乗れそうだ。料金も4,000円とリーズナブル。いかに保険が適用されるといっても無駄使いは好まぬところだ。

 バスターミナルから市内バスで別府駅西口に向かう(900円)事にした。起きてしまったトラブルは仕方の無い事。くよくよせずに気分を変えて夕方までの時間を有効に使おう。

 駅からヘナ教室経由で北浜に向かうが今日も、ツッチー☆さんはお出かけ中。もしかしたら山田別荘でオンパクの最中かもしれない。

 諦めて、このところ二週続けて断られた望海さんに向かい、今日は目出度く入湯。真上を見上げるとパラグライダーが一機舞っている。

 気分もスッキリしたところで。清海荘に向かう。目的は別府とり天&冷麺ビンゴラリーに参加の為だ。二階の食事処で大分の味御膳なるものを注文。

 とり天もさることながら「りゅうきゅう」が旨い。だご汁も旨かったが石釜で供される意味が判らない。普通の汁椀かどんぶりだったら良かったのに。残念だ。

 後で出てきた抹茶のおぼろ餡かけも旨かった。満足してフロントに寄ってビンゴカードにスタンプを貰ってコーヒーも頂く。勿論のこと温泉道の方も抜かりなく入湯。寝湯を楽しんでスタンプを頂いた。

天空海宴 大分の味御膳 1,500円

 昼も過ぎたので、食後の散歩に「ぷら8」を冷やかして梅園温泉に浸かる。そのまま野上本館に立寄って専務と漫才をしてしまった。

 路地を曲がるたびにオンパクの裏路地散策だろうか、観光客と案内人の姿を目にする。ぞろぞろと大勢で廻るのではなく少人数のグループで廻っているようで好感が持てる。さすがは街使いイベントの先達だけの事はある。

 昼の営業時間に、まだ30分ほど余裕が有ると気が付いて、松原公園裏の六盛を目指す。

梅園通り オンパクの町歩き探訪か?

 汗を拭いながら来てみると既に昼の営業は終了したと書いてある。

(営業時間を30分残しているのに) 

 同じように一歩遅れた旅人が数人残念そうに看板を見ている。ダメなものを未練がましく眺めているのも癪なので引き返す。

 気分を変えようと寿温泉に寄ってみると、ここは貸切状態。食べ損なった事は忘れようと思ったが湯の中で冷麺の姿が浮かぶ。

六盛の前であぶれた客も
旅人をねんごろにせよ

冷麺を食べ損なったと思うと悔しい。そのまま駅前を過ぎて、国道10号線沿いに歩いて、別府富士観ホテルより先にある別府警察署の向こうにある、きりん亭まで歩いてきた。

寿温泉 弓が浜温泉

 きりん亭に入ってみると、同じようにビンゴカードを持った先客のカップルと、そんなものは関係の無い5人ほどの常連さんが食事中。

 出てきた冷麺は、なるほど別府冷麺だと思える冷麺。(判る人には判るはず)これは旨い。

 入院したジムニーの有難味を感じて歩きながら「別府じゃカボスでガスば作りよる」と下らない事をtwitterで呟く。

 (最近、別府ツイッターサーチなんていうページを作って、暇なときに眺めてます)

 twitterに飽きて、また歩いて休業中の立花温泉では、昼寝をしていたニャンが目を覚まして暫く相手をしてくれました。そしてまた歩き始める。

 遊びつかれたので、三泉閣、清風、花菱とハシゴして一休み。急に思い立って末広温泉まで行ってタバコ屋のオイサンに「合言葉を」頼むと、「合言葉ちゃ珍しいなぁ」と言いながら表を出してくれた。

 入浴後、帰りはバスだから早めに夕食をと思って「トンカツの店にしもと」に寄ったら休み。そうだ今日は日曜日。普段が土曜日にしか別府に居ないので勘違い。

 ならばビンゴカードのスタンプは諦めて、駅前のデカ弁本舗に立寄って「とり天弁当」を買い求める。

 トキハの前のバス停で待っていると、向こうから見慣れた車両が走ってきた。長崎県営バスバスだ。

 改めてチケットを見てみると「県営運行」と書かれてあった。バスの指定席は一番後ろの窓側。隣は誰も居ない。

 高速に乗ってから弁当を頂いて、うつらうつらと揺られて家路につく。バスは諫早インターに20分遅れで到着。案外快適な乗り心地だった。

 途中でメールで連絡していたのでインターには家内が迎えに来てくれていた。感謝。

 ジムニーのドナーは見つかったと電話があったが、退院は月末くらいに成るそうだ。また月末に来る事になりそうだ。

通算十二巡目のスパポート

ケータイ温泉道大名人を目指して

27湯目 三段

107湯目 殿堂入り

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