慶松園の湯が復活したと聞いて別府へ

　食のスタンプラリーの期間中でもあり、別府冷麺を注文してから温泉の様子を聞いてみると、残念なことに、またもや温泉が出なくなってしまったとの事。

　丁度、冷麺が運ばれたときに告げられたので写真を撮ることも忘れて、冷麺に箸をつけてしまった。　温泉は生き物。掘り直しは大変な費用が掛かるしメンテナンスだけでは維持も難しい。無いものねだりをしても仕方ないので、諦めてスギノイホテルに上がる。

　従来から高段者優遇券で楽しませて貰っていた「みどり湯」が、今回からは棚湯に変更になっている。高額施設には足が遠のいていたのだが、久しぶりに寄って別府随一の景観を楽しませて貰う。

　次は、今回から温泉道に加盟した野口元町の大和温泉だ。ここは温泉祭り等で立ち寄ったことはあるが、新規施設と言うことで楽しみ。

　レトロな大和温泉を楽しんだ後は、ニシモトで鶏天定食を頂いて、ＣＬＩゆぴあに向う。先日から別府八湯温泉道名人会から、別府に来たときには寄るようにと言われていたのだ。

　ゆぴあでは、ちょうど佐藤名人も到着して土谷永世名誉名人が待ち構えていた。待っていたのは「別府八湯温泉道名人会長崎県支部長」の任命だった。罠に掛かった狸同様に観念して受け取るしかない。

ＣＬＩゆぴあにて佐藤名人撮影

　佐藤名人がアイホンを構えて、悲しそうな顔してますよと言われて大笑いしてしまったところを撮られてしまった。

　その後、野暮用を済ませホテルニューツルタ・三泉閣・錦栄温泉と巡り、フジヨシにチェックインしたときには真っ暗。

　夕食に豪華なものを食べようと別府駅前まで来たら、熊八翁がサンタ姿になってる。別府の街はクリスマスと正月が混在して賑わっている。賑わいに誘われて第二東洋軒の前まで来たが、ここでは旨すぎて大量飲食してしまう。

　そのまま歩いて結局は大陸ラーメンで別府冷麺を食す。身体が冷えたのでホテル好楽・かくすい苑で温まって宿に戻る。

　翌朝はフジヨシのオニギリを頂いてチェックアウト。幸温泉・天満温泉・京町温泉・的ヶ浜温泉と巡ってからジムニーを取って来て、鉄輪方面に向う。昼時分になってきたので天心軒で鶏天定食を頂く。あいかわらず女将は美人だ。

　鉄輪に来たのは温泉道に加盟したニューグローバルグループの癒しの宿「彩葉」に浸かるため。なかなか良い露天風呂だが、メンテのタイミングが合わなかったのか温かったので、みかゑり温泉による。

　みかゑり温泉で温まったので、かまど地獄・海地獄に廻る。

　海地獄から、明礬湯の里・城島高原ホテルを楽しんで、いったん下って野田商店をめざす。家内から「野田商店の太巻き」と土産を頼まれているからだ。

　もう少し時間が有ったので、おにやまホテルと風月に寄って、今回の修行は終了。１８巡目のスパポートは７５湯、次回の名人まで１３湯だ。

　名誉名人までは８８湯＊４巡＋１３湯だから、３６５湯だな。毎日１湯回れるなら一年だけど、今のペースだと２・３年は掛かりそう。