別府八湯温泉道 金銀のスパポート使用で名人認定第一号

 「茶房たかさき」さんで銀のスパポートにスタンプを貰ったとき、「もしかしたら金銀のスパポートでの名人認定は第一号かも?」と言われて、半信半疑で事務局に通算六巡目の名人認定に向かった。(03/26-27/2010)

使用済みで多少痛んだ処が良いかも?

 野暮用を済ませて、茶房たかさきに直行。先週の話を伺うと年に数回しかない休みに当たってしまったようだ。早速、名湯に浸からせて貰ってスタンプを頂いたときに、高崎さんの知る限り金銀のスパポートを使用しての名人認定は第一号だと言われる。

 そんな事も無いだろうと思いながら事務局に行ってみると対応していただいた方が、銀のスパポートを見て、「この前は金のスパポートだったですよね」と確認される。その通りだと答えると、「担当に連絡します」と成って、出てこられたのは堤名人。間違い無く金銀のスパポート使用の名人認定第一号だそうだ。

望海 関屋

 認定後は、まだチェックイン時間には早いのだが、今夜の宿ホテルフジヨシにチェックインして、ジムニーを停めさせて貰う。フジヨシは充分な駐車スペースが有るので、チェックイン・アウトの時間外でも頼めば融通を利かせてくれる良い宿。

 ジムニーを置いて、さっそく徒歩で七巡目の修行にかかる。(金スパ一号の喜びで単純にやる気になった様だ)

 春日温泉・悠彩の宿望海・加賀旅館・割烹旅館関屋・ホテル三泉閣・花菱ホテル・別府ホテル清風(ここで初段になる)・天空湯望清海荘とハシゴ。

 路地を歩いて海門寺温泉に向かったが、なんとなく気が進まず、お向かいのビジネスホテル松美の松の湯に向かう。松の湯では初めての貸切で気分が良くなる。

 足取りも軽くなって梅園温泉に立寄ったら、もう温泉まつりの提灯がぶら下がっている。祭り好きな私の事だから、祭り提灯を見ると更に元気になる。

 寿温泉に立寄って、先客と政府の悪口で盛り上がり、その勢いで永石温泉に到着。いつもの番台のお姉さんに挨拶して、ここでも貸切湯。なんでも相撲の終盤は暇になるそうで、中継が済んだ途端に混むそうだ。

 住吉温泉に到着。温泉まつりの無料開放には参加しないが、当日の先着100名には粗品が準備されていると案内が有る。(4月1日は来れないよぉ〜)

 日の出温泉の番台さんとも温泉まつりの話になる。もう無料開放の案内が掲示されている。そのまま松原温泉に回ってみたら、まだ工事中。案内を読んでみると月末まで掛かるそうだ。4月1日には来れないけど(しつこい!!)2〜3日には新装開店の湯に浸かれそうだ。

 そのまま永石通りを西に上って、紙屋温泉に寄ろうかと思ったが、先週この時間帯にクリカラモンモンのオッサンの団体に遭遇した事を思い出したら足が向かない。

日の出温泉 松原温泉

 タバコ屋のオジサンに手数を掛けさせて末広温泉に入湯。(タバコも買いました・・)二段になった。

 錦栄温泉でスタンプを貰おうとしたら、番台のオバチャンが当て紙を呉れた。スタンプのインクで別のページが汚れないようにとの気遣いだ。感謝。急にオバチャンが、お姉さんに見えてきた、(調子が良いなぁ)

 湯疲れで足が重たくなったのかと思ったら、空腹で燃料切れのようだ。駅前のデカ弁で食料調達。家内が居なくて一人旅の時は食事が寂しくなるのは何時もの事だ。

 そうは言っても、デカ弁のトリ天弁当と白和えは旨い。

デカ弁 とり天弁当と白和え

 食後の一服を済ませて、もう一巡りと、閉店間近の竹瓦温泉に駆け込んでは見たが、観光客で満員の上にマナーの悪い奴ばかりで嫌気が差して早々に退散。別府野上本館でゆっくりと浸かる。

 湯道具を下げたオジサンには、ポン引きの兄さんも声を掛けてこないので真っ直ぐ通りを抜けて、夕方パスした海門寺温泉に立寄る。熱い湯と表示された方に浸かっても熱くない。適温と温い湯といった感じだなぁ。

 時計を見ると、ぎりぎり間に合いそうなので駐車場が無くて明日回りにくい田の湯温泉に急ぐ。なんとか間に合って本日の締め湯となった。

ホテルフジヨシの朝湯 ホテルフジヨシの朝食

 今朝も冷え込んでいる。宿の大浴場が湯量低下で使えないので部屋のユニットバスに浸かる。注し湯のまま掛け流しても、いつまで経っても私には温い。サービスの朝食を頂いて、そのままチャックアウト。

 今日の実質の朝湯は浜脇温泉となった。相変わらずのアチチの湯で目が覚めた。スッキリとした後は、東町温泉・東蓮田温泉(ここで三段に)・蓮田温泉・山田温泉・八幡温泉とハシゴしたら、八幡温泉には祭り提灯が側面に下がっている。

脇浜温泉の案内 朝見温泉も提灯が

 朝見温泉には賑やかに正面に祭り提灯が並んでる。こんなのが良いなぁ。もう少し上って祇園温泉に到着。何時ものように「洗面器有る?」と聞かれて入湯。

 朝見川沿いに湯都ピアに戻って、駐車券の割引を貰うために入湯。今日は初めて右側の狭いほうの浴場。割引時間に余裕が有るので200円也のマッサージ器のお世話になる。この10分間が至福の時間。湯上りのマッサージ器は、どうしてこんなに気持ち良いのだろうか?

 改めてジムニーで西上し上原温泉に入湯。ここからは駐車場が有る温泉を回ろうかな。

湯都ピア 上原温泉

 次の旅館たきみずでは、「また別府に来ちょるの」の呆れられて4段になる。この前の事を覚えて頂いてたようだ。

 そのまま東に向かって昨夜残しておいた不老泉に来て見ると駐車場に車が停まっていない。それでも広い駐車場の隅にジムニーを駐車。

 番台のオバチャンに「貸切だよ」と言われて入湯。

不老泉

 人気の不老泉でも昼時は貸切になる時があるんだ。身体を伸ばして贅沢に入湯。なんの脈絡も無く昨夜の竹瓦温泉を思い出す。

 桶や椅子は放置状態。浴槽が込んでいた事も有るだろうが、縁に腰掛けて大声で話している輩たち。別府を代表する温泉も心無い観光客で荒れ放題。

 同じ有名どころでも不老泉では、そんな思いをした事が無い。

別府駅市場の野田商店 別府駅市場の野田商店

 昼食用に別府駅市場の野田商店で太巻きとおかずを求める。美味しい太巻きを頬張りながら市内から10km程離れた、セントレジャー城島高原ホテルに向かう。

 あちこちで盛りを過ぎた山桜や、いまや盛りのソメイヨシノを楽しみながらドライブ。大地の湯の壺風呂で食後の休憩。天気が良すぎて顔にタオルを掛けて仰向けになる。

 ここは、意識してこないと、場所が離れているので立寄るのを忘れてしまう。

 午後の短い時間は鉄輪エリアに修行の場所を移す。

渋の湯の瀧湯跡 明日がオープン

 熱の湯に浸かって、入舟旅館・大黒屋とハシゴ。昼時なので大黒屋の屋台村は大盛況。空き屋台が無い。地獄原温泉・鉄輪すじ湯・渋の湯と回って5段へ昇段。

 明日からオープンの鉄輪地獄蒸し工房を眺めて上人湯に向かう。上人湯では旅行者風(脱衣で判る)の先客が居るが入湯札が下がってない。聞いてみると掛け忘れただけのようだった。この先客も名人目指して修行中だった。

 谷の湯に向かう脇道も舗装が済んで小奇麗になったためか観光客の姿が見える。谷の湯に入湯中に観光客が入ってきたのは今回が初めてだ。

市の原温泉

 鉄輪エリアから離れて、市の原温泉に浸かって営業開始時間と同時に如意輪温泉に入湯。別府パストラル経由で七ッ石温泉にも浸かって、杉乃井ホテルに向かう。

 一番上の駐車場からボーリング場・パレス・華館経由で杉乃井のフロントで入湯券を貰って入湯。壺湯から別府湾を眺めながら寛いでいると、もうすぐ16時になる。これで時間切れ。六段昇段に一湯残して今回の温泉道修行は打ち止め。次回は温泉まつりだ。

通算七巡目スパポート ケータイ温泉道2巡目
47湯目 五段 79湯目 九段

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