別府八湯温泉道01/22-23/2010の温泉修行始

 例によって野暮用も有って別府に温泉修行にやってきた。もう「おかたの湯」は再オープンしただろうか?(01/22-23/2010)

おかたの湯 おかたの湯は再開?

 野暮用を済ませて、気に成っていた「おかたの湯」に寄って見た。今月中旬には再開と案内されていた張り紙は変わらず。しかし再開しそうな様子は見えない。

 受付を覗き込んでも、昨年一部再開したときの案内が、そのまま掲示されている。温泉掘削工事とは何処でやっているのだろうか?

 もう一ヶ所気に成っている野湯(さくら並木温泉)も確認してみるが、荒れ果てているし湯口の配管が外れて冷たい。

気に成っている野湯

 諦めて「かんぼの宿別府」に向かう。ここは前回の入湯時、人が多くて写真が撮れなかったので、出来れば写真を撮り直したい。そんな気持ちで立寄ったら、ラッキーな事に先客は直ぐに上がって貸切だ。

かんぽの宿別府 かんぽの宿別府

 今夜の宿のホテル雄飛さんにチェックインしてジムニーを置き、近くの望海さんと三泉閣に立寄る。望海さんでは、初めての二階の内湯に浸かれたし、三泉閣では湯上りに一階の足湯も楽しめた。

 三泉閣の先客は、温泉道で20湯ほど回ったと嬉しそうに笑う青年。なかなか感じの良い若者だ。青年と別れて天空湯房清海荘をハシゴ。断られるのを覚悟でホテルニュー松実にも寄ったら、即OK。ついてるなぁ。

望海さんの内湯 三泉閣の足湯

 続いて富士観ホテルに立寄ったら、12階の展望露天風呂を案内された。ここも一階の岩風呂しか入湯した事が無いので喜んで上がる。

 湯上りには二階の「湯上り休憩所」で一休み。

富士観ホテル 二階の休憩所

 富士観ホテルのフロントは、相変わらず対応が良い。

三巡目スタンプ ケータイ温泉道 大名人として通算
72湯目 九段 49湯目 六段 温泉道142湯目のまま

 今月の温泉博士に、つるみ荘の入湯手形が付いている。そういえば去年も温泉博士の入湯手形を使ったような?ホテル雄飛は今夜の宿だから別に考えると、今のところ入湯料は、かんぽの宿で半額券を使った150円のみ。後は優待券+入湯手形だ。

 おにやまホテルのフロントでも優待券を出して入浴券を貰う。階下の大浴場に行くが係りの人が居ない。券を置いて入湯。そしてホテル風月に来てみたら、大型バスで駐車場は一杯。立ち寄り湯を聞いてみたら「構いませんが今団体さんが二組着いたばかりで・・・・」とイモ洗い状態だと教えてくれた。「また来ますね」とパス。

つるみ荘 ホテル風月

 お隣の夢たまて筥や、ひょうたん温泉の優待券は歩き疲れた時などに使いたいのでキープして、使い残しのセントレジャー城島高原ホテルの優待券を使おう。

 制限時間の20分前に到着。フロントでスタンプを押してもらってから気がついた。ここは今のスパポートに押印済み。ケータイの合言葉を貰うつもりだったのに・・・・・・・

城島高原ホテル

 スタンプは無効。宿に戻る途中のコンビニでカッターと糊を買う破目になった。このまま宿に帰るのも癪なのでホテルニューツルタさんに寄ってみる。駐車場は一杯。それでも軽のジムニーだから何とか停める事ができた。

 21時過ぎに宿に戻る。今夜の部屋は広〜い。なにせ16畳の部屋に一人だ。買ってきた道具を出してスパポートに押印した城島高原ホテルの所に紙を張る。残念だなぁ・・・・

ホテル雄飛の505号室

 湯に浸かってから喫茶コーナーで休憩していると、入湯数の割りに疲れていることに気がつく。今日のところは、夜の街にも出ずに床につこう。(近くの竹瓦温泉に行きたかったけど)

 おかしい眠れない。湯疲れはしているが共同泉巡りと違って歩いてないから、疲れのバランスが悪い。喫茶コーナーからコミックを借りてきて読みながら眠りに着く。

 寝が浅いように思ったが、朝はスッキリと目覚める事が出来た。朝湯に浸かってから朝食を頂く。昨日の夕食を摂っていない為か食が進む。(雄飛さんの朝食は勿論旨い)

ホテル雄飛の朝食 テラスでハーブティーを

 食後はゆっくりと喫茶コーナーのテラスで過ごす。今日は何処に行こうかなぁ・・・・・

 フロントでケータイ温泉道の合言葉を貰ってチェックアウトを済ませ、美人の若女将に見送られてジムニーに乗ったら行き先が決まった。日の出温泉に行こう。

 日の出温泉は駐車場が新たに整備されていた。そして今まで無人の時にしか来た事が無かったのに管理人さんが居る。ユーロ(湯道)で入湯。あれっ?中も小奇麗になっている。

日の出温泉 松原温泉

 そのまま松原温泉に向かう。ここも停めにくいとはいえ駐車場が有るのでありがたい。そして不老泉。四湯目の湯で髭をあたる。管理人さんにケータイ温泉道の合言葉を貰って入力。

 しばらくゲートボールを眺めてから、ガード下の別府駅市場を冷やかして回るが朝食を食べ過ぎているので食指が動かない。

 直ぐ先の田の湯温泉を楽しんで錦栄温泉に向かうが、タッチの差で掃除が始まっていて入湯できず。先日の光町の大火の惨状に合掌。末広温泉に向かう。

 永石温泉では顔馴染みの管理人さんから「また来ちょるの?」と声を掛けられた。気の良い奥さんだ。

三巡目スタンプ ケータイ温泉道 大名人として通算
80湯目 十段 51湯目 六段 温泉道142湯目のまま

 近くの紙屋温泉はまだ営業前。表の飲泉場で喉を潤して歩く。秋葉神社に参拝して更に歩いて寿温泉に向かう。

 途中の「やよいの湯」の足湯に目が行く。一休みしようかと思ったら、なんと足湯が100円!!誰が浸かるのだろうか?タオルを置いてある様子も無い。それでも100円。信じられない。

やよいの湯

 勿論のこと素通りする。寿温泉で100円払って入湯。浴槽の下部の隅から給湯される湯は、今日はブクブクと普段以上に泡が出る。ここでも先客が直ぐに上がったので湯船の縁に頭を乗せてアーチになった窓を見ていると頭が空っぽに成る。

 ストレスが抜けて頭が軽くなったら、胃袋まで空っぽだ。今日の昼食は何処に行こう?そうだ、いちのいで会館にしよう。急な坂道を登って到着すると駐車場は一杯。遠方からの観光客ばかりの様子。

 東京から来たという3人連れは金鉱の湯で湯の色に感激の様子。湯上りの団子汁定食にも「これが大分名物か旨いもんだ」と喜んでいる。(私は1,300円の料金に不満だし、だご汁の丼が小さいのには、もっと不満だが黙って食べる)

 時間調整に市営堀田温泉に立寄る。良い時間に成ったので紙屋温泉に向かう。いつもの小父さんでは無く奥さんかと思える女性が座っている。初めて自分でスタンプを押す。

 湯上りに管理人さんと世間話をして飲泉。「よぅ効くけ飲んでいき」と勧めて呉れる。旨い。

 管理人さんの気持ちの良い対応に気分が良くなってきたので、このまえ不愉快な思いをして足が遠のいていた豊泉荘に向かう気に成った。なにやら大きな会合が有っているそうで駐車場は一杯。

 前回のように躾の悪い観光客が居なければ豊泉荘の湯は快適。時間前に寄って見た露天の岩風呂では、男湯の準備は済んでいるから浸かって良いよと言ってもらえた。感謝の入湯。緑に囲まれた雰囲気も良い。

 湯上りに天満温泉に向かおうと思ったが、近くに車が置けなかったので別府パストラルに立寄る。相変わらず快適な施設だ。

 ここは鬼石坊主地獄。以前立寄ったときにデジカメが壊れていてケータイで撮った写真を掲載していたので、更新用の写真を撮りに来たのだ。ここで三巡目のスパポートもラス前の87湯目。

 三巡目の締めは渋いところで神丘温泉が良いだろう。

 耳こそ遠くなったが元気の良いオバちゃんに挨拶をして何時ものように廊下で脱衣。原爆症にも効能が有るという神丘の湯は湯船の底にひかれた板の隙間から湧いてくるチリチリとした熱い湯の感触が良い。

三巡目スタンプ ケータイ温泉道 大名人として通算
88湯目 名人 51湯目 六段 温泉道142湯目のまま

 湯上りに隣の小倉薬師温泉丘の湯に寄ってみた。この前から営業時間を短縮していたが、ついに休業に成ってしまったと案内の張り紙がしてある。

 大地の恵みである温泉も、その成分ゆえの維持費もかかるし安価な料金で運営していくのは困難も多い。そんな共同泉に浸からせて貰える事に感謝。

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