別府八湯温泉道2010年の温泉修行始め |
誕生日休暇を三連休の初めに取って、正月四連休前半に別府で温泉修行始め。(01/08-09/2010)
大名人へのカウントダウンが始まっている。現在入湯できる施設で未入湯はスギノイパレス棚湯と鉄輪の「まつや別館」だ。今回は是非とも浸かりたい。目指せ大名人だ。
通勤時間帯割引を使って別府インターチェンジに9時に到着したので、そのまま観海時温泉のスギノイパレスに向かう。もともと巨大施設は苦手だし、露天風呂に浸かるのに1,000円って思って、ついつい貧乏性が出たのか後回しにしてきた立寄り湯。
石造アーチ橋の観海寺橋 | 別府八湯温泉道76の観海荘は休業 |
しっかり棚湯の絶景を堪能して、時間つぶしにと別府ラクテンチに向かう。その途中、年末に立寄りした観海荘の前を通過するとき気に成った。観海荘の前の駐車場に車が一台も居ない。まだ昨夜の客がチャックアウトする時間には早いはず。なんとなく近寄ってみると玄関に休業する旨の案内が張られていた。
良いホテルだと思うけどなぁ。
気を取り直してラクテンチまで上がって見ると、絶景の湯に近い手前の臨時ゲートは平日の為か閉鎖中。300m先の乙原ゲートから入場。絶景の湯は無人に成っていた。以前は係りの女性が出してくれた合言葉が、カウンターに置かれている。ちょっと寂しい。
そろそろ鉄輪に向かおう。以前から温泉仲間に聞いていた、かまど地獄の地獄三丁目の湯に浸かって見よう。
別府の地獄巡りをする時間が無かったら、このかまど地獄に行くと良いと思う。龍巻地獄の様な間歇泉は無いが、それ以外の地獄の各種が一度に見られるし、体験施設も足湯・飲泉・噴気泉の吸引(喉湯?)まで出来る。
地獄一丁目から回り始めたら、写真担当のチャーミングな女性から声を掛けられた。撮影の勧誘じゃなくて「もう何湯巡りました?」とのこと。御本人も仕事帰りに一湯づつ回って昨年、名人に成ったそうだ。嬉しそうに名人の認定証を見せてくれる。なんでもスパポートが見えたから声を掛けて呉れたとの事。(貴重な地元情報を頂き感謝)
念願の地獄三丁目の湯をのぞいてみると、三丁目の源泉から直接配管で引いてきて浴槽の下部に注がれている。いいなぁ・・・新鮮な湯だ。流石に地獄の主は温泉を御存知だ。貰い湯に感謝。
かまど地獄の後に、鬼石坊主地獄の鬼石の湯に向かう。受付で聞かれて気が付いた。100円割引券を車に置いたままだ。まぁ、良いかと600円払って季節感のあるザボン湯に浸かる。
まだ14時。熱の湯の前に車を停めて入湯。先客が次々上がって一人になる。慌てて脱衣棚からデジカメを出して、初めて熱の湯の写真が撮れた!ラッキーと思っていたら三人入ってきた。撮れた写真は一枚だけ。それでも嬉しい。無料とはいえ写真が欲しくて何度スタンプ無しで入湯したことか。
湯上りに、自衛隊OBで長崎の大村に勤務経験の有る人と立ち話をしていたら、左前輪がパンクしたパジェロミニがやってきた。「ジャッキとレンチを貸してください」と言うので、ジムニーの車載工具を貸したらジャッキアップはしたもののホイールナットのサイズが違っていて作業中断。
ジャキを返せとも言えないので、サイズの合うレンチを貸してくれる人が来るまで待つことになった。しかし、軽量化の為にスペアを降ろした車は見るが、スペアを後ろに付けているのに車載工具を持たないとは・・・
やっとパンク修理が終わった時には15時過ぎ。そのまま「まつや別館」に向かう。
休前日が温泉本の無料券では入湯できない様なので、今回は温泉本を隠して訪ねた。やっぱり無料券じゃなく現金入湯なら休前日でもOKだった。すんなり入湯出来て拍子抜け。ここで大名人達成。
三巡目スタンプ | ケータイ温泉道 | 大名人として通算 |
40湯目 五段 | 43湯目 五段 | 温泉道142湯目 |
大名人達成の余韻を楽しみながら、今日の宿であるホテルフジヨシにジムニーを走らせチェックイン。フロントで聞くと最近は温泉道の立寄り湯も増えてきたそうだ。良かった。
荷物を置いてジムニーは駐車場に置いたまま、北浜地区の宿湯を優遇券で回ろう。
ホテル清風の今日の男風呂は二階の岩風呂、この湯は初めてだ。竹乃井ホテル・かくすい苑とハシゴしたが、三軒とも団体客で大賑わい。地元の方の新年会も有るようだ。
そのままホテル好楽にも立寄る。ここは静か。ノンビリと湯に浸かる。湯船で朝の観海荘の休業の事が浮かんできた。静かな湯は有り難いが・・・・・・
失礼な妄想は打ち消して、今春建て替えで閉鎖される海門寺温泉に向かう。ここは元旅館が有った隣地に新築移転するので、現在の施設は解体される予定だそうだ。解体される前にとケータイ温泉道では未入湯だし寄って見た。
そして入湯後に合言葉を入力すると、なんと幸せの黄色いタオルが当選した。そのまま住所氏名を入力する画面が出てきて、後日郵送するとコメントが出る。良い誕生日プレゼントに成った。
ものはついでと、やっぱりケータイ温泉道では未入湯の駅前高等温泉にハシゴ。合言葉を貰って入力したが、勿論のこと当選は一回だけの御褒美だから二回も当たる筈が無い。
梅園温泉に向かう途中に見かけた足湯「夢酔泉」は飲み屋ビルに併設。さすが別府だ何処にでも温泉が有る。試しに一休みさせて貰ったら結構良い湯加減。
梅園温泉を出たら急に空腹に気が付いた。そういえば高速の金立サービスエリアで朝食にウドンを食べてから何も食べてない。目に付いた駅前のデカ弁で鶏天弁当を買って宿に戻る。
宿に戻って遅めの夕食。お腹が落ち着いてから宿の湯に浸かり、フロントまで下ってスタンプを貰う。部屋でゆっくりテレビでも見ようかと点けて見ると、金曜ロードショーで「もののけ姫」をやっていた。暫く見ていたが、もう一度外出。不老泉に向かう。
不老泉の受付で「長崎の人だね」と言われる。改めて女性の顔を見ると、長崎くんちが終わった頃に永石温泉の受付に居た女性だ。あの時は楽しく話をさせて貰った。「あんた、また来とるん」と言われながら暫く話し込む。
湯上りに「また今度どこかで」と挨拶して出る。
さて、宿に帰ろうかとも思ったが、近くの楠町に「やよいの湯」が有ることを思い出したので、温泉道の施設ではないが、とりあえず大名人にも成ったことだし余裕が有るので寄ってみる。
24時間の無人施設は便利だが、なんとなく防犯面が気になった。入り口が男女別なら良いのになぁ等と気には成ったが帰るときには入り口に有ったグローバルホテルグループのカレンダーを貰って忘れてしまった。
いい加減だなぁ。
三巡目スタンプ | ケータイ温泉道 | 大名人として通算 |
48湯目 六段 | 45湯目 五段 | 温泉道142湯目のまま |
酒も飲まずに宿に戻って爆睡。翌日は宿の朝湯を楽しんで、朝食に下ったときにフロントでケータイ温泉道の合言葉を貰う。フロントも慣れた様子で直ぐに教えてくれた。
早めにチェックアウトして浜脇に向かう。先に八幡朝見神社で萬太郎清水を持参のペットボトルに汲んで泉都ピア浜脇に向かう。この水さえあれば大丈夫。ジムニーを地下の駐車場に停めて、すぐ上の浜脇温泉に入湯だ。
近道をして東町温泉に向かう。住吉温泉・蓮田温泉・東蓮田温泉と回って前のベンチで一休み。山田温泉に向かう途中で高崎さんがバラ園の見まわりをしている所に出会ったので、先日のテレビの事など御挨拶。
たかさきの湯には出来れば三巡目の八十八湯目に浸かりたいので本日はパス。八幡温泉・朝見温泉と足を伸ばす。
三巡目スタンプ | ケータイ温泉道 | 大名人として通算 |
56湯目 七段 | 46湯目 五段 | 温泉道142湯目のまま |
今、急いで湯都ピアに戻れば、なんとか3時間で収まるが、割引をして貰う二階の湯都ピア脇浜に行けば、どうせ間に合わないので祇園温泉を目指す。
湯都ピアに戻る時は何時も朝見川沿いに下る。湯上がりの身体に川風が気持ち良い。
湯都ピア浜脇から上がるときに、先に着替えて出て行った小柄な男性の手にはスパポート。急いでいたようなので声を掛けそびれた。
三順目のスパポートも七段を越えたので、また高段者優遇券を貰う事ができる。今朝はハイペースの湯巡りだったので少しノンビリしようかと鉄輪に向かう。
途中、七ッ石温泉に一寸立寄って、海地獄に入場。以前来たときにデジカメが壊れていたので、ノンビリ地獄を歩いて更新用の写真でも撮ってみよう。海地獄足湯で休憩。
まったりとしていたら腹の虫が泣き出した。地獄の沙汰も金次第ではないが、ここの地獄蒸し玉子は3個で200円。表に出れば一個50円で楽しめる。(他所にはもっと安いところも有るが)
玉子で腹の虫が治まったので長泉寺に立寄る。記帳すると前の日付は1月7日。温泉道の入湯は少ないのかな。
このまま亀川まで下る。浜田温泉を皮切りに、亀陽泉・亀川筋湯をハシゴ。三軒とも大盛況で写真を撮り直したい湯もカメラを出すことも出来ない。
三巡目スタンプ | ケータイ温泉道 | 大名人として通算 |
64湯目 八段 | 48湯目 六段 | 温泉道142湯目のまま |
亀川筋湯のベンチに座って資料を整理。さっき一緒に浸かってた老人から「もっとゆっくり入れ」と笑われてしまう。「朝から10箇所以上も回っていると洗うところも無い」と言うと、「そんなに入るのは身体に悪い」と窘められる。御尤も。
今回の締め湯は競輪温泉に決めた。相変わらず開催日は入湯者が多い。今日は初めてゆっくり浸かれる湯温だったので、写真は諦めてノンビリ浸かる。
別府インターを入ってから工事中だという「おかたの湯」の偵察を忘れていたことを思い出したが後の祭り。また来るから良いかと思いながらジムニーを走らせる。
三巡目スタンプ | ケータイ温泉道 | 大名人として通算 |
65湯目 八段 | 48湯目 六段 | 温泉道142湯目のまま |
04/09/2010誤字訂正