野暮用を済ませて奥豊後温泉文化伝を楽しむ

 週末に熊本に来ている。野暮用を済ませてしまえば自分の時間。奥豊後温泉文化伝を携えて奥豊後の名湯を訪ねてみよう。(02/18-19/2011)

竹田市大字下坂田 住吉橋
下坂田の住吉橋 大正14年架橋

 阿蘇を素通りして国道57号線を竹田に向かう。道の駅すごうの先から右折して荻の里温泉に到着。広場ではグランドゴルフに興じる人たちも多い。景色を楽しみながら浸かる湯は鉄分を含んだ炭酸水素塩泉。加温はしてると云うが良い湯だ。

 月のしずくに向かう途中で三迫のバス停脇に水路橋を見つける。大正9年架橋の宮野井路橋だ。奥豊後は素朴な石造アーチ橋を幾つも見る事が出来る。これも楽しい。

荻の里温泉

 月のしずくという温浴施設に到着。近代的な施設だが趣味ではない。さらっと試して次に行こう。日田往還を進みながら途中左折して下坂田の住吉橋を眺める。(トップの写真)

 そのまま走って宮城温泉であいの湯に到着。手前の橋から見る風景に期待も高まる。

月のしずく 宮城温泉であいの湯

 受付では「割引券は使わないのか」と向こうから聞いてくれる。たまに来る余所者にも優しい管理人さんだ。湯は期待通りに素晴らしい。こんな湯を今まで知らなかった事が悔やまれる。

 スタンプラリーでは見知らぬ湯と出会える事も楽しみの一つだ。

 宿で夕食前に野暮用の待ち合わせが有るので湯巡りを一旦打ち切って内牧温泉に向かう。今夜の宿は五岳ホテルというビジネスホテル。もちろん掛け流しの湯が有る。

 野暮用を済ませてから宿の湯を楽しみ夕食を頂く。旨い。良い湯が有って、この夕食付きで一泊二食7,000円に満たないのだから申し訳ないほど。

 翌朝は朝湯を楽しんで朝食もユックリ頂いてチェックアウト。野暮用を一つ片付けてから湯巡り再開。

 白丹温泉ふれあいの湯に向かう。ノンビリと楽しんで次に来た老人と擦れ違うときに先方が転びそうになったのを受け止めて踏ん張った所が湯船の縁、名誉?の負傷だ。

 かすり傷だが場所が悪いので靴は履けなくなりサンダルに履き替えて(何でも載ってるドラえもんジムニー)民宿久住久住高原温泉に向かう。湯は勿論だが畳敷きの浴室も良いなぁ。

 久住高原コテージに寄って奥豊後温泉文化伝のスタンプシートを出すと、フロントのお嬢さんが「私も周ってるんですよ」と笑顔でスタンプを押してくれた。

 馴染みの七里田温泉から近いのに今まで立ち寄った事の無いパルクラブ大地の湯に向かう。名前からして今風の施設かと思ったら、良い雰囲気の和風の湯処だ。飲泉も試して露天に浸かる。別府でのハシゴ湯と違って、この地では文字通り長湯してしまうので、なかなかスタンプラリーの方は進まないが、ゆっくりと楽しめるから良しとしよう。

 次に来たのは、め組茶屋。水を汲みに来てる人が多くて駐車場が一杯の割には入湯者は少ない。温泉棟から出て正面に身代り尊、救民地蔵菩薩と書かれた看板に目が行くが、どう見ても地蔵菩薩には見えないなぁ、弘法大師だよなぁ。。。。

 ノンビリ湯巡りを楽しんでいると時間の経つのが早い。もう昼時を過ぎている。茶屋の名前に腹の虫が啼くので茶屋に入る。目に付いた地鶏うどん500円也を注文。

 出来上がるまでの間に聞いた話では、午前中のお客さんがスタンプラリーのラス前に此処に来て、明日は御前湯に浸かると行っていたそうだ。早い人は居るものだ。

 奥豊後温泉文化伝を広げてみると、湯ごもりキャンペーンで廻ったときにパスしたレゾネイトくじゅうが残っている。試してみよう。

 湯上りに豊後くたみ温泉ほていの湯に行こうかと思ったら、湯ごもりキャンペーンのチケットが使い切ってしまったので万象の湯で購入。戻る途中に千寿温泉が目に付いたので久しぶりに立寄る。

 湯上りにスタンプをお願いしたら、何処に行ったか判らないと仰る。しかたないなぁ。。。。

 千寿温泉を後にして豊後くたみ温泉ほていの湯に到着。布袋様を眺めながら入湯。露天と内湯を何度か往復して楽しむ。ノンビリしてたら朝からの湯巡りの疲れが出てきた。

 帰路についた途中で喉が渇いたので長湯温泉の飲泉場に寄って暫し休憩。

 さて、高速まで小一時間は掛かる。安全運転で帰るとしよう。

fwd-net長崎・諫早

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