宿も決めずに温泉修行 |
9月の連休に思い立って別府に向かう。ネットで宿を探したが安い宿は空いてない。なんとかなるさと出発した。(09/21-22/2009)
湯布院を過ぎて遠くに塚原温泉の湯煙が見える。ここまで来ると泉都別府に着いたも同然。宿も決まっていないが男一人だし何て事も無い。
別府インターから浜脇温泉に直行。八幡温泉に10時過ぎには到着した。湯上りに八幡朝見神社で萬太郎清水を汲んで朝見温泉に向かう。
湯上りに萬太郎清水が旨い。この近くにはもう一湯、山田温泉が有る。
今日の山田温泉は温め。ノンビリと湯に浸る。いいなぁ・・・・
山田温泉のペンキ絵は富士山ではなくて高崎山と別府湾
そろそろ11時を廻った。芝居の湯に行って湯上りに何か食べようかと思ったが、併設の芝居茶屋は休業中。260円也で入湯。
腹が減った、何処に行こうか?久留米ラーメンに行こう。到着してみると先客無し。噂どおりにラーメンは不味いのかな?キムチラーメンと餃子を注文。
サービスの御飯まで平らげて100円追加で「みなと温泉」に入湯。金気のする良い湯だ。ここまで来たら亀川に向かおう。四の湯に寄ったら昼の休憩時間で入湯できず。そのまま亀川筋湯に向かう。人は多いがなんとか入湯。まだ四の湯の時間には早い。先日見つけることが出来なかった「とんぼの湯」に再挑戦。
温泉本の地図ではギブアップして、アマチュア無線で地元の方に尋ねたら、新興団地の中に位置しているようだ。無線でナビゲートして貰って無事到着。
湯上りに再び誘導して貰ってジモ専の内亀温泉に立ち寄る。ここは温泉道にカウント外。
まだまだ、四の湯の時間には早い。再び誘導してもらって太陽の湯に寄るが、本日は休み。「今日は競輪開催日だから競輪温泉が無料だよ」とのアドバイスで別府競輪に向かう。ここでアマチュア無線の交信終了。感謝。
競輪温泉は熱い。掛かり湯だけで退散してスタンプを貰う。ここで本日の8+1=9湯目、スパポートは56湯で温泉道7段に成った事になる。
さて、良い時間になった。ジムニーは競輪場に置いたまま四の湯に向かう。
いいなぁ。この広い湯に手足を伸ばして、時代がかった掲示物を眺める。やっと念願の四の湯に浸かれた。今回の温泉修行は一気に数を伸ばすつもりだ。湯上りは鉄輪に向かう。
熱の湯温泉前の市営駐車場に駐車して早速入湯。熱の湯温泉は人気の湯で入湯客が次々にやってくる。混んで来たので近くの鉄輪すじ湯をのぞいて見る。
こちらも先客は多い。熱い湯にざっと浸かって早々に退散。さすがに連休中は観光客が多いと、自分も余所者なのに思いながら谷の湯に向かう。誰も居ない。湯船の湯は少し冷めて温い。コックを開いて湯を足しながら浸かる。のんびりし過ぎて疲れが出てきた。
鉄輪の一般的な共同湯の残りは上人湯。向かいの店で入浴札を貰う。この木札を置いたままで忘れてくる者が多いとかでスタンプは湯上りに木札を返却する時だと言われた。
途中見かけた貸間宿も満室で宿が取れない。今夜の宿が気になりながらも熱の湯の前の市営駐車場に戻って、別府駅方面に向かう。途中で職員共済つるみ荘に立ち寄ったが、混雑で本日は外来入浴はダメとの事。宿湯は宿泊客優先。秋の大型連休中とあっては当たり前か。
萬太郎清水も無くなって、喉が渇いたので夢タウンに寄って休憩。アイスを食べて一休み、ゼロサイダーをぶら下げて近くの寿温泉に向かう。だんだん日も暮れてきた。お次は梅園温泉。此処は判りにくい場所だが、前回、家内と街歩きをしたときに見つけておいたので迷わない。
湯上りに、アーケードの福助堂さんに寄ってスタンプを貰う「いま入って来たのかい」と確認の言葉と共に押印。ここから別府駅を抜けて対角線上にある野口温泉を目指す。
住宅街の中の公民館である野口温泉。ここまで来たときは7時前。さすがに真っ暗になってきた。丁度夕飯時なのか貸切状態。
ここで本日の温泉道は16湯目。通算64湯目で温泉道8段になった。
湯から上がるたびに宿泊施設の一覧から電話を入れてみるが、どこも満室。無いものはしかたが無い。本日の締めに幸温泉に向かう。此処はさっきと違って大入り満員。賑やかな入湯になった。
再び夢タウンに戻って残り物の弁当と缶ビールを買って某所の駐車場で野宿と相成った。まぁこれも良いか。ビールの酔いが廻ったところで眠りについた。
朝、今日も天気は良い。朝湯は薬師温泉に行こう。感じの良い管理のお兄さんに挨拶して入湯。ここで朝の洗顔・髭剃り・歯磨きも済ませる。
そのまま天満温泉に向かう。女風呂は賑やかだが男湯は貸切状態。
駐車場有りの温泉本の記載を見て京町温泉に向かう。駐車しようとしていたら、「ここは温泉の駐車場じゃない」とお叱りを受ける。聞けば外来者が知らずに駐車するので困っているそうだ。しかたないテルマスまでジムニーを置きに行こう。
途中、東雲温泉の前を通る。ここは外来の立ち寄りは不可。ジモ専とあれば埒も無い。
いままで無計画に湯巡りを楽しんでいたので、あちこち歯抜けに成っている。今回のように纏めて廻るには効率が悪い。大分離れているが末広温泉に向かう。
タバコ屋さんに鍵を開けてもらって入湯。午前中の時間が迫っているので、急ぎ足で錦栄温泉を目指す。残り時間は20分。係りのオバちゃんに「もう時間が無いよ」と言われたが、直ぐに上がりますと断って入湯。丁度10時に上がって、「天気が下り坂だから気をつけて」と見送ってもらった。
今度はゆっくりと北浜海岸のテルマスに向かう。駐車させてもらったので寄らないわけには行かない。ここは半日遊ぶには良い施設だろう。
再びジムニーに乗って堀田温泉の夢幻の里に向かう。最近は土日だけの営業になっているので連休中はどうかと思ったが開いていて助かった。
ここで昨日からの温泉道は24湯目。通算72湯目で温泉道9段になった。
そういえば今月から温泉道に参加した、さわやかユートピア明礬が有った。厚生年金施設時代も温泉道には参加していたが、運営母体が変わってからの参加だ。
一泊二食8,800円と大書きされている。今日のこの時間は岩風呂かとフロントで聞いたら、今の時間は女性用になっているそうだ。
暫く休憩コーナーでコミックを読んだりマッサージチェアーを試したりして休憩。みかゑり温泉に向かう。ここは連休だからといって観光客が押し寄せる施設ではなく、普段の休日並に地元の人達が利用している日帰り施設。内湯や蒸湯は混んでいたが露天は空いていてゆっくり出来る。
さてラストスパートだ。市の原温泉を目指す。向かいのお店で入浴券を買って、脱衣場の釘に刺して入湯。隣からは元気なオバちゃん達の話し声が聞こえる。
さぁ、今回の最後の湯に選んだのは祇園温泉。下町情緒満点の湯は申し分なし。
温泉道施設28湯巡ってみたが、ついつい長湯をしてしまう身としては、あまりこのスタイルは向いていないようだ。この半分ぐらいのペースだともっと楽しみながら廻れそうだ。
高速大分道から長崎道に入る鳥栖ジャンクションは、休日には毎回渋滞に成る。九州道に行く車両が左側を走らず、ぎりぎりまで追い越し車線を走って、最後になって無理に左に入ろうとするが中には入れて貰えないケースも出てくる。そして佐賀・長崎に向かう右斜線まで停止してしまう羽目になる。