広帯域受信機 FRG-965のメンテナンス

 普段は、シャックの隅っこでBGM代わりにローカルFMを流していたり、測定器代わりに使われているFRG-965は発売されて四半世紀以上経った受信機。テレビのチューナーユニットを使った広帯域受信機は感度が悪いなどと言われながらも人気の受信機だった。

NBC長崎FM試験放送 FRG-965

■メモリーバックアップ電池の交換。

 たまたまシャックの片づけをしていて、久しぶりにFRG-965の電源アダプターを外して、用事が済んで元に戻したら、表示が60.000.0になっている。メモリーの電池が切れているようだ。今まで殆ど電源を切ることが無いとはいえ、よくぞ長年もっていたものだ(単に気が付かなかっただけ?)ものだと思う。

 電池の付いているのは、ネットで検索してみると前面パネルの裏側のようだ。型式 CR-1/3N-P、容量160mAhLi一次電池は青のフィルムで目立つ。電圧は見事に0Vだ。

FRG-965のフロント基盤

 ネットで見ると単4電池をケースに入れて取り替えてた記事もあったが、手持ちの関係で皆さんがよくやっている、ボタン電池(CR2032)を基盤ホルダーに入れてマジックテープで取り付けた。

FRG-965のメモリー電池交換

 作業後は通電してみて、異常が無ければ前面パネルに向かって右上の裏にあるスライドスイッチをONにして、電源プラグを抜いてもメモリーが維持されていることを確認して終了。

FRG-965のメモリー電池交換で取り外したCR-1/3N-PFRG-965のメモリーSW

 手元に有ったから電池ホルダーを使ったけど、こんど電池を交換するのは?

09/14/2015公開

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