HFモービル? IC706(無印)を移動局に増設

 夕方の帰宅時や長距離移動の時に海外放送を聞いたりしたくて、ヤフオクでリグを物色していたらIC-706の初期モデルが安価に出ていたので、ポチっとしました。

IC-706初代

 HFモービルのリグを探していても、出品されているのは100W機ばかり。そんな中でIC-706は50W-100Wの切替スイッチがついている。もう二昔も前のリグだから当然旧スプリアス対象機、それでも一応は技適マークがあるので、上記の50Wに切り替えた写真を添付して、九州総通に電子申請を行った。06/21/2016に送信して週末までに何の連絡も無いから、3週間ほどで免許されるだろう。

 一応の動作チェックをして、問題なしだが7MHzが未拡張。スイッチングダイオードの手持ちを切らしていたので、長崎のエイデンサービスで1N41489を購入。メーカー指定のDAN222TLを指定場所に付けるのは難しいのでスルーホールを利用してスイッチングダイオードを取り付ける。

 改造そのもには、あちこちで公開されているのでググれば直ぐに見つかる。

スイッチングダイオード7MHz帯拡張対応

 たぶん此処で交信することは無いだろうけど出られないというのは寂しいので手を入れる。あとは欠品の電源コードとモービルブラケットを準備して、変更申請が届くまでに車載しなくてはいけない。

 土曜日の午後からも天気が回復しないので、車載していた10mFMのPCS-7800を降ろしてIC-706をセットしよう。モービルブラケットMB-63はヤフオクで落札いして到着している。

 PCS-7800の厚みは50mmで。これがキッチリ寸法で納まっていたので、50*90*90のコルクブロックを準備してMB-63をビス止めしコントローラーをセット。

車載中 コントローラー

 本体はシート下にセットして、144MHzのアンテナと、とりあえずPCS-7800に使っていた10mFMのホイップを繋ぐ。

車載中 コントローラー

 我が家の移動する無線局の第15送信機は、約2週間程で受理された。もちろん免許の指定事項に変更は無いので、返信用の封筒には免許証票のみが入っていた。

 実際の運用としては、モービルでも安定して受信できる、北京放送・台湾の声・ラジオ韓国・朝鮮の声なんかをメモリーして通勤時間帯に楽しんでいる。朝鮮の声(平壌放送)は昔と変わらないが、北京放送は随分と今風な番組内容に変わって、なかなか楽しめる。

 左側のアンテナが10mFMのホイップ。通常はこのアンテナでBCLと10mの運用。右のアンテナは3.5〜50MHzまでのベースローディングマルチバンドホイップでコメットのCHF-10で、半固定運用時に使用。

 

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