EKワゴンのモービルシャック

 初期型後期の10年を越えたEKワゴン(H81W)に乗り換えて、とにかくモービル運用を始めたが、アンテナの干渉や使いかっての問題もあり、少々手直しを施す。

余裕は235ミリ

 毎日通過する駐車場の梁下から、現状のアンテナトップまで235ミリの余裕がある。いつものローカルさんが使っている基台を仮付けして計ると、現状のベースから170ミリ高くなる。65ミリも余裕が有るじゃないか。

 いままでの取り付け位置でもSWRも下がっているが、いかんせん給電部の直ぐ斜め上にラックのアルミパイプが有るのは干渉が気になって気分も悪い。同じ寸法の基台」を2個注文。

パイプ基台のチェック

 台湾製のNAGOYAというブランドの基台が到着。さっそく取付け作業。20分もあれば完了だ。我家の駐車場では周りの状況が良くないので、近所の高台に移動。もちろんアンテナのトップは駐車場の梁下をクリア。

アンテナ試験

 試験は予想通りで、ノンラジアルとして動作する430MHzは問題ないが、145MHzは当然のこと1/4λの接地型なので、アナライザーで確認してもディップ点も無い状態。

 基台を付けているルーフラックのパイプは、車体は勿論のことルーフラックの本体とも電気的に絶縁されている。パイプ自体も表面処理されていて通電しないので、端から500ミリの所をヤスリ掛け。

ルーフの対策ルーフの対策

 しっかり地肌を出して導電グリスを塗布して基台を取り付ける。この状態でチェックしてみると。今度はディップ点が出て、SWR=1.8以上だ。1/4λの接地型アンテナだけど、もう少し落としたい。

ルーフの対策ルーフの対策

 パイプの一部がカウンターポイズとして働いてはいるようだが、ラック本体ともボンディングしよう。此処も表面処理をヤスリで剥がして導電グリスを使う。

ボンディング アーシングボンディング アーシング

 SWR=1.6でインピーダンスは48Ω程。まぁこれなら、なんとか実用範囲だ。

SWR=1.6〜1.7インピーダンス48オーム


★以下は、07/11/2015公開時の記事。

 初期型後期の10年を越えたEKワゴン(H81W)に乗り換えた。家内が新車から乗っていたが。ワゴンRに乗り換えたため私に廻ってきた。このEKワゴンは気にいていたので、家庭菜園の長物を積むためにキャリアを新設。ささやかなアンテナも取り付けた。

EKワゴンにアンテナ

 奥に見えているのが、IC-208Dで本体は、シート下に設置。手前のハンドル奥にあるハンディはFT1Dで、APRS(145.64MHz)とレピーター(439.90MHz)のモニター用。

EKワゴンにリグを載せる

 レイアウトは、もう少し検討したいし、ラジオ代わりにHFも積みたいとか・・・・・・・

07/11/2015公開

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