10mFMモービル機 SILK JAPAN-80U

 FCC準拠の海外CB機LOVELY_MATE_40(PACE 8035)とそっくりな、日本特殊無線(株)SILKのJAPAN-80Uという10mFMモービル機が我がシャックに鎮座する。

SILK JAPAN-80U
SILK JAPAN-80U

 上に載っているのはコンディション確認用のLOVELY_MATE_40。もちろん送信は出来ないようにしているのでマイクも繋がっていない。アンテナは1m程のワイヤーを繋いだだけ。コンデションの把握には充分だ。

 SILK JAPAN_80は、FCC_CB機(PACE8035)に外観だけでなく、基本の基盤もそっくり。聞けばPACE8035をFMに改造してアマチュア用の無線機として発売されたものだと言う。

 カバーを外してみると、まさに改造機の雰囲気充分。

SILK JAPAN-80U 内部

  二階建ての増設基盤の脇に小さな基盤が付けられている。ICを見ると、PACE8035に本来使われていたPLLシンセサイザーM58473Pだ。CB用のパターンのままでは不都合なので、ここにPLLを持ち出したようだ。

SILK JAPAN-80U 内部 PLL

 増設の大きな基板には、ループ用の水晶が二つ並んでいる。38.125と38.525MHzだ。CB機で言うところの2階建て、周波数が400kHz差だからローカル向けが29.300MHzとDX向けの29.700MHzの周波数差になっている。 

SILK JAPAN-80U 内部 

メイン基盤がCB機のPACE8035のままかとおもったら、基盤にはSILK JAPAN-80としっかり記載されている。

SILK JAPAN-80U 内部 PLL

 リグの正面左上に並んだスイッチ達は左から

DIAL/MAIN=下の写真の例ではダイアルは16を示しているが、MAIN側になっているので実際は30(29.300)になっているセグメント右下のピリオドがMAIN側の動作表示。

SIMP/RPT=レピーター対応スイッチです。

LOW/DX=国内とDXの切替です。

SILK JAPAN-80U 

 

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