120ch CB機 VOICE 1202 28MHz AM機 |
GORILLAで有名なVOICE社の1202は、40ch*3階=120chにクラブchが2ch設定できる122chの世界中どこに行っても不法CB無線機。GORILLAの先代というか兄貴分とも言える無線機だ。
動作確認をしてみると、無変調で軽く14W程出ている。音声を載せるとプラス変調で良い感じだ。ちょっと中を覗いてみよう。先ず目を惹くのは大きな変調トランス。基板面全体を見てGORILLAよりも丁寧に作りこまれた感じがする。
Loop OSCの水晶発信子はLOW=35.0780MHz・USA=36.230MHz・HI=36.680MHzの三階建て。このHIの水晶発信子を手持ちの37.500MHzに交換して、28.245〜28.685MHzで運用しよう。実際に使えるのは1〜10chだな。
FCC_ch | FCC周波数表記 | 改造後周波数 | 備 考 |
36.680 |
37.500 | ループクリスタル | |
1 | 26.965 | 28.245 | |
2 | 26.975 | 28.255 | |
3 | 26.985 | 28.265 | |
4 | 27.005 | 28.285 | |
5 | 27.015 | 28.295 | |
6 | 27.025 | 28.305 | |
7 | 27.035 | 28.315 | |
8 |
27.055 |
28.335 | |
9 | 27.065 | 28.345 | |
10 | 27.075 | 28.355 | 〜28.685MHz |
取り外した水晶発信子の場所に37.500MHzの水晶発信子を取り付ける。あとは調整だけで良いのだが、同じVOICEのメジャーなGORILLAなんかと違って1202は、良いリグだと思うがネットを検索しても回路図や系統図は見付からない。
助かるのはPLLがメジャーなMB8719だからPLL周りは現物確認は要らない、カウンターでダウンMIXや帰還周波数を見ればOKだ。
調整が済んでから左側の水晶発信子は取り除く
なんだか順番が違うような気もするが、回路構成を確認するより周波数をずらす方が簡単。申請用の系統図を作るほうが手間が掛かる。
ファイナルは2SC1307*2でドライバーは2SC1816.で、その前は.。。。。。こんな感じでデバイスチェック。