石造アーチ橋を訪ねて

第 122 番 山畑の水路橋
南高来郡小浜町大亀(北串)。一般に山畑といわれるが正確な住所は大亀となる。(06/27/2003)
山畑の水路橋
明治中頃といわれるが調査中
長さ 8.0m 幅員 1.6m
長崎県で唯一現存する農業水路の為に造られた水路橋(平成15年6月現在)

 北串の眼鏡橋に何度か通っている時に地元の方から、この上流にもう一つ石橋があったが今はどうなっているか不明だし行けないだろうと話を聞いていた。

 諏訪池は、元和2(1616)年に藩主松倉重政が築いた人造湖。そののち北串山村庄屋の松藤家が新池を造り、その後何度か水路が作り直されて、北串原の農業用水を賄ったという。このとき松平から北串の低地へ流れている川の源流付近で沢を跨ぐ必要から架けられたのが、この石橋。

【ガイド】北串の眼鏡橋が架かる山畑大橋を渡ってすぐに左折。左手に田畑を見ながら作道を上流に向かう。二つ目の別れ道を下って川を越えて上る。棚田で道が無くなったら左手の棚田を登って水路に出て、上流に向かう。季節によっては通路は無い。

03/30/2008更新

07/07/2007更新

 

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