大正〜昭和30年代まで、佐々川べりにはトロッコのレールが引かれ、上流の炭鉱から馬でトロッコを曳いて下流の佐々港まで運搬されていた。その当時の橋の輪石だけが残っている。
この位置は佐々川が大きくカーブしていて、増水時には濁流が強くあたる場所なのに、よく残っていたものだと輪石の基部を見てみると、しっかりした岩盤に乗っていた。橋の右手には幅2m程度のトロッコ道が残るが、何ヶ所も崩れていて通行は不能。(07/23/2003)
【ガイド】佐々町の中心街から国道を吉井町に進む。市瀬を過ぎだ辺りの右手にあるがよく見えない。ナフコの手前から右折して川縁の道を行くと見える。対岸の県道からは全く見えない。
03/30/2008更新