石造アーチ橋を訪ねて
第 13 番 古松橋(こしょう橋・しょうじゅ橋)が無くなりました。
千々石町 下峯川と千々石川の合流点の近くでした。

みさき道人さんから、コンクリート橋に架け替えられていると伺って、現地にやってきた。

 広い新しい橋が現地には架かっていた。合併で雲仙市となった千々石町では、一部には従来からの石橋を保護する動きもあるが、片方では、こうして消えてしまうことが現実には起こってしまった。

江戸時代末期
長さ7.5m 幅員5.3m(1/3はコンクリートの継ぎ足し)でした。

【過去の記録】

 左下の写真のように、車時代に合わせて橋の幅を広げている。このような形でも残してくれるのはありがたいことだ。ただし、ちっと問題もある。

 上の中央の写真の橋底の石が大きくずれている。また右側の写真のように割れている石もある。完全な切り石の橋ではない、この橋の場合、枠石ほどではないが橋底の石も場所によっては大きな力が掛かっている可能性もある。早急に手当てしないと一気に崩れる危険が無いとは言えないのではないか。素人の不安は消えない。

03/19/2008更新

07/22/2007更新

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