石造アーチ橋を訪ねて

第 146 番 眼鏡岩
佐世保市瀬戸越町
眼鏡岩
神のみぞ知る
長さ 約20m 幅員 約1.5m
海抜80mを越えるこの位置も、昔は海だったようです。

 ここで昼寝していた鬼がう〜んと手足を伸ばした時に両足が岩に当りポッカリ穴があいたと昔から伝えられている。実際は数十万年前この辺が海だった時代に波によりできた海食洞穴といわれている。

 平安のころたまたまこの地に来た弘法大師がこの奇岩を見て「仏縁の地なり」といい千手観音像と梵字を彫られたと伝えられている。旧藩時代には平戸八景の一つに数えられ、軍港時代には佐世保名所随一と言われた景勝であった。春は桜、秋はもみじと四季それぞれの風情があるところである。

03/30/2008訂正

 

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