石造アーチ橋を訪ねて

第 155 番 飛瀬の水路橋が亡くなった。
東彼杵郡波佐見町折敷瀬郷(川棚川右支流)
下流側から

レンガ積のアーチ橋で県内では数少ない水路橋であったが、昨年(2007)の暮れに発注された排水路の改修工事の際に撤去された。

この上流には波佐見町の工業団地が造成されており、キャノンの新工場進出のニュースが大きく報道されている。その影で、趣のある一つの遺産が、いとも簡単に消えてしまう。

【過去の記録】

第 155 番 飛瀬の水路橋
東彼杵郡波佐見町折敷瀬郷(川棚川右支流)
下流側から
明治末期〜昭和初期
長さ 4.0m 幅員 約1.8m
レンガ積のアーチ橋であるが、県内では数少ない水路橋。

 町役場から北上して溜め池で車を止め、田んぼの脇を下ると見える。波佐見町内で見られるリサイクルのレンガ塊で組まれたものではなく、通常のレンガで組まれたアーチ橋。雰囲気が他の石造アーチ橋に劣らないので掲載したが石造アーチ橋としてはカウントしていない。

〜県の河川課川内係長の情報で波佐見町文化財保護係の坂本氏から教えていただいた。

12/11/2008更新

03/30/2008更新

 

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