石造アーチ橋を訪ねて
第 19 番 古橋(中河橋・鳴滝橋) 長崎市指定文化財
長崎市中川町 シーボルト通りの中川橋の上流
2_0507
承応3(1654)年
長さ約8.7m 幅員約2.0m
唐通事の林氏の肝いりで架橋したと伝えられる。

 1634年に架けられた日本最古の眼鏡橋から僅か20年後に架橋されたこの橋は布石に新しい技法が見られる。

 写真左手の枠石に矢印型の布石が見られる。石工の工夫だろうか?また右手の写真の石畳は、長崎開港前の清国江南様式の石畳がここだけに残る。

 この橋から、中川八幡、蛍茶屋を通って長崎街道に入る。鳴滝橋という名前が好きだ。

03/23/2008更新

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