石造アーチ橋を訪ねて |
第 195 番 小菅修船場跡の石橋 |
長崎市小菅町 |
明治元年(1868)と思われる(小菅の修船場の竣工年) |
長さ2.0m 幅員9.0m程度 |
小菅の修船場に下り立ち対岸の先まで行けば倉庫様の建物の手前に架かる。 |
おなじみのみさき道人さんから連絡を頂いた橋。護岸の様子から小菅修船場開設当時からの石橋と思える。重量物を運ぶためか環厚も大きく立派な石橋だ。
国指定史跡 小菅修船場跡
指定年月日 昭和44年4月12日 所有者 三菱重工業株式会社長崎造船所
薩摩藩士五代才助(のち友厚)が小松帯刀・英人グラバーの協力を得て建設した洋式スリップ・ドックで、明治元年(1868)12月竣工した。船台がソロバン状であったから、通称ソロバンドックとよばれた。船体引揚げ用蒸気機関その他施設一切は、グラバーの仲介で英国から輸入された。
明治2年(1870)3月政府が買収、対岸の官営長崎製鉄所の所管とした。のちこの官営は民営に移管され、三菱造船所となる。
長崎県教育委員会・長崎市教育委員会の案内看板から
先日は干潮時で無かったので橋の全容が見えなかったので改めて潮位表を確認してやってきた。(潮位TP-100以下がお薦め)
同じように、上流側と下流側から橋の内側を見てみよう。橋の中もフジツボでびっしりです。
05/08/2008更新