石造アーチ橋を訪ねて

第 38 番 新地橋
島原市湊新地 内海
2_0615
明治3(1870)年
長さ9.8m 幅員5.6m
広馬場の交差点から新地への入口に架かる橋

 明治に入っての内港に開かれた湊新地の入口に架かる橋。新しい時代になって開かれたこの街に、夕闇迫る頃から人出で賑わったのではないだろうか。橋の袂には猿田彦神が祀られている。塞の神ともいえる。

 欄干の石張りなどが新しいのは昭和24年に改修されたもの。石組の配色がモダンで美しい。

07/10/2007更新

 

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