石造アーチ橋を訪ねて
第 6 番 金濱眼鏡橋
雲仙市小浜町金濱川河口近く 殿様道に架かる橋
2_0430
弘化3(1846)年 
長さ14.5m 幅員3.6m
 北串山の人、岡右衛門が架橋したと言われる。以来150年余りを経過し痛みが激しいため文化財保護を目的に平成5年大改修が行われた。

 なかなか姿の良い橋だが、残念ながら平成5年の大改修は、この橋を外見だけは復元したが、まったく違う橋に作り変えてしまった。この新しい平成の石橋自体は大好きな橋の一つでは有るのだが、「金浜の眼鏡橋」を復元出来なかった物かと淋しく思う。これが文化財保護なのだろうか?

 近くの住民が「階段が出来て上りにくいし、滑りやすいから嫌だ。昔の橋が良かった」と話されていたのが心に残る。

03/30/2008更新

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