長崎県の石門を訪ねて
整理番号 第 g-015 番 祥雲寺の石門
所在地 壱岐市郷ノ浦町牛方触904
写 真 祥雲寺の石門
建立年代 明治47年 1907年

 石門の形そのものは、そんなに珍しくも無いが、その上にシャチが載った寺院の石門は珍しい。この石門は祥雲寺五代住職、蓬莱広信和尚の時に紅湖会を催す機会に建立されたという。

 石工は勝本町百合畑触の茶屋本初蔵44歳の製作という。使用した石は島内の布気石といわれる玄武岩で、布気とは現在の勝本町百合畑触だから、地元の使い慣れた石で加工されたものだ。

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