承応元年(1652)当時立山町に創建された安禅寺に、寛文十三年(1673)に東照宮が勧進された。当時の本宮は現在の東照宮神社の社殿がある辺りで、この長崎公園辺りには庫裏などがあったという。
現在残る石門は、文政2年に乙名衆が寄進したものだが、今は葵の御紋の石門として一般に諏訪公園と呼ばれる長崎公園の石門として残っている。