福岡県八女郡上陽町を訪ねて |
出張先で思いのほか早く仕事が片付いたので、ちょっと「ほたると石橋の町」上陽町を訪ねてみた。
筑後地方も田主丸・吉井町には親戚が居るのでよく足を伸ばすが、星野川が流れる上陽町には足を踏み入れたことが無かった。
洗玉眼鏡橋 種山石工の名工、橋本堪五郎が最後に手がけた橋との事で、ぜひ見てみたいと思っていた橋にやっと出会えた。 明治26年5月3日竣工 福岡県最大の径間を誇る。町指定文化財 |
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寄口橋 中心市街地を流れる星野川の上流に洗玉眼鏡橋が架かり、その下流に、二連アーチ橋の寄口橋が架かる。橋の袂には蛍と石橋の舘?とかいう木造の施設があるが、残念ながら本日は休館日との事で、どのような施設かは不明。 大正9年3月竣工 |
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大瀬橋 単アーチから二連とくれば、今度は三連アーチ橋。下流側に橋を増設して対面通行が出来るようになっている。 ここまでの三橋を併せて、ひ・ふ・み橋とも呼ぶと何処かで読んだ覚えがある。 大正6年5月竣工 |
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宮ヶ原橋(親柱では宮の原橋と読める) 実際に来て見ないと判らないものだ。大瀬橋下流には、四連アーチ橋が架かっていた。 大正11年4月竣工 |
上陽町のホームページに石橋の位置をプロットした地図がありました。枕橋は載ってないけど・・
左記の2橋は52号線を星野 村方向に走って見ることが 出来る。 星野川及び支流 |
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・栗林橋(昭和4年架橋) | ・中川原レンガ橋(昭和3年) | |
・枕橋(昭和4年架橋) | ・八重谷橋(大正10年頃) | ・飯塚橋(昭和5年架橋) |
ここまでの5橋は、70号線を 滝の宮不動尊に向かって 見ることが出来る。 横山川に架かる。 |
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・三川橋(昭和10年頃) | ・古賀橋(大正7年頃) | |
耳納大橋に向かう798号線 に入ってすぐ。 下横山川に架かる。 |
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・鮎帰橋(明治38年8月22日) |
故郷という言葉が似合う、しっとりとした上陽町に、今度はゆっくりと訪ねてみたい。