韓国全羅南道順天市の石橋を見に行きたい |
2004年の3月に家内とソウルに行った。そのときにインサドンの街角で見かけたポスター。このポスターを見たときから順天市に行ってみたくて仕方ない。
そう思い続けて、やっとこの年末年始で訪れることが出来た。(12/29/2008)
釜山までは毎年のように行っているが、なかなか200kmほど西の順天市に行く機会が無い。「順天市に行きたい」とネットで宣言して、交通手段や名所などをチェックしてれば、私の性格からして必ず行けるだろう。その為の手控えのページを作ってみよう。
■韓国観光公社のサイトで探してみる。
上のポスターの写真は仙巌寺というところに有るらしい。
仙岩寺は全羅南道の曹渓山(チョゲサン)西側に位置する美しい寺。駐車場からは1キロほど歩かなければなりませんが、渓谷に沿って歩くと現れる二つめのアーチ型の石橋・昇仙橋(スンソンギョ)は宝物第400号にも指定された韓国で最も美しい橋で、ドラマや映画のロケ地としてもよく登場する場所となっています。昇仙橋を過ぎると昇仙橋と対を成す二階建ての楼閣である降仙楼(フソンル)があり、それを過ぎると楕円形の小さな泉・三印塘(サミンダン)があり、その両側には竹が植わった小さな島があり趣のある光景を作り出しています。寺の建物は大変古いものですが、それだけ周囲の山並みと素晴らしい調和をなしており、その佇まいや雰囲気などが訪れる人々の心に平安をもたらすかのようです。 また、寺の左側にある曹渓山登山道を上っていくと高さ17メートルにおよぶ磨崖仏が岩肌に彫られており、こちらも有名な観光スポットとなっています。 仙巌寺はどの季節に訪れてもいいですが、特に新緑と花々が芽吹く春と紅葉が美しい秋が最高だといわれています。(リンクが切れました。10/26/2008) |
同じサイトに松広寺が紹介されていて、この境内にも石橋があった。
松広寺は曹渓山の西にある寺で、韓国の三宝寺刹として有名な寺院。三宝とは仏教で貴いとされる仏宝、法宝、僧宝の三種の宝物をいいますが、このうち松広寺は僧宝を持つ寺刹ですが、僧宝というのは釈迦の教えを習って修行する弟子のことを指し、この寺が僧宝寺刹と言われる理由は、この寺が高僧を多く輩出したことによります。周辺の景色と清涼閣、大雄宝殿、地蔵殿と僧宝殿など見所も多くあるとともに「萩の櫃」、「双香水」「能見難思」という三つの名物がありますが、「萩の櫃」は大きな枯れ木の中を掘って作った巨大なお櫃で、一度に4000人分のご飯を入れられる大きさのものです。「双香水」は天子庵にある巨大な二つの香木で、木全体が曲がっているのが特徴です。また「能見難思」は松広寺のお碗で、手工芸で精巧に作られたものです。 松広寺は国宝並みの文化財が多く、ゆとりを持って散策しながら見るとよいでしょう。 (リンクが切れました。10/26/2008) |
順天市の日本語公式HPを見つけました。公式HPなので、市内の安い食堂や宿泊施設の案内なんかは載ってませんが、なかなか真面目に作りましたって感じのHPです。(10/26/2008)
■釜山からは列車よりバスが便利なようだが
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3時間半の所要時間はきつい。
■民団のニュースでこんなのを見つけた。
◆順天シティーツアーバス運行開始
全羅南道順天市の主要文化遺跡地を巡るシティーツアーバスが運行されている。順天市は楽安邑城民俗マウル(村)、松広寺、仙岩寺など、路線バスや市内バスの運行が困難な文化遺跡地を連係するシティーツアーバスを運行した。 順天シティーツアーバスは2台のバスが両方面に運行するもので、一つは順天駅を発ち、楽安邑城民俗マウル、松広寺、仙岩寺、順天駅を巡る路線で、もう一つは順天駅を発ち、仙岩寺、松広寺、楽安邑城民俗マウルを巡る路線である。それぞれ順天駅から午前9時半、午後2時に出発する。 朝鮮時代の城と村がそのまま保存されている楽安邑城民俗マウルや三宝寺刹の一つである松広寺、寺院の伝統文化が多く残されていることで知られる仙岩寺などは順天自慢の遺跡地である。 ■問い合わせ=順天市庁文化広報課(82-61-749-3221) (2002.10.30 民団新聞) |
今回の訪韓時に確認したところ、干潟観光が含まれるようになって、コースは仙巌寺を含むものと松廣寺を含むコースに分かれて、一日のツアーで両方を見ることは出来なくなっている。(12/29/2008)
01/04/2009更新
10/26/2008更新
06/03/2007更新