NaIS-netさん八良尾橋は現存しませんよ |
八良尾橋が残っているとの未確認情報が有ったので、有ったであろう場所を求めて歩いてみた。
出会えたのは八良尾(はちらお)に向かう大丸の旧八良尾道のこの橋。基礎の一部に、石橋の痕跡があるが、河川改修で消失してしまっていた。S57・7・23の長崎大水害の時に被害を受けたとのことだった。
■じつは未確認情報というのは、長崎県の観光情報サイト、NaIS-netの「おすすめプラン>橋を眺める>長崎県・石橋めぐり」のページのことなんです。ここで推薦しているルートは、
長崎(中島川石橋群)→ 諫早(眼鏡橋)→ 小浜(金浜眼鏡橋)→ 加津佐(厳吼寺眼鏡橋)→ 口之津(富士ごんげん橋)→ 南有馬(深谷橋)→ 北有馬(八良尾橋他)→ 布津(飯野眼鏡橋)→ 島原(武家屋敷)
なんですが、このなかで問題なのが八良尾橋です。上記のルートの石橋の選定も疑問がありますが、現存しない石橋を掲載しているのはいただけません。
以前から連絡をしておりますが、貴サイトの おすすめプラン>橋を眺める>長崎県・石橋めぐり に記載されてある、北有馬町の八良尾橋は57年の水害で流されて、現時点では存在しません。 http://www.pref.nagasaki.jp/naisnet/osusume/003.html 上記のページです。 添付しているのは、八良尾橋の現況です。 以前にも連絡いたしましたが、実際に現地を確認しての「おすすめプラン」でしょうか? 長崎県は、石橋(石造アーチ橋)文化の発祥の地です。訂正をお願いいたします。 〜11/03/2003に再度出したメールのコピー〜 |
以前にも何度かメールの往復があり、その際に南有馬(深谷橋)の場所を連絡頂いたりしたのですが、残念ながら八良尾橋に関しては、「現地に確認したら有るとのことだった」との回答以降は返事もありません。そのうち訂正をするだろうと思っていたのでが、現在でも誤った情報を掲載したままです。情け無い。
長崎県観光課の山浦と申します。メールをいただき有り難うございます。 ご指摘をいただき誠に有り難うございます。当HPのおすすめプラン についてはデータが古いため、近々全面的にリニューアルの予定です。 内容については、現時検討中ですので、ご意見を参考とさせていただき ながら対応して参りたいと存じます。 今後とも「ナイス・ネット」をよろしくお願いいたします |
11/04/2003上記のような返事を頂きました。訂正されることを期待しながら見守りたいと思います。