諌早眼鏡橋の復元検証模型を呼び返そう |
埼玉県のユネスコ村に保存されている「復元検証模型」の里帰りについて進展がないものかと、諫早市役所に問い合わせをした際の報告をしてみたい。(09/24/2003)
(諫早市による現地視察風景)
■里帰り問題の現状について
市当局としては上記の写真のように、諫早眼鏡橋の復元検証模型が移築可能かどうかの判断ができる土木部の幹部職員を現地に派遣して状態を詳しく調査した。
調査の結果は、加工した石材の状況は良く、解体・運搬・復元に耐えうる状態と判断した。しかし模型自体は移築に耐えうるとしても、現在の所有者であるユネスコ村への交渉は全くの白紙状態であるし、市の事業として実施する場合の移転費用の積算や事業計画の立案などはこれからとの事。
執務中に丁寧に対応していただいた土木部の幹部職員の方にも先輩諸氏の素晴らしい仕事の遺産を、何とかしたいという気持ちが現れていた。
しかし税金を投入しての事業であれば、おいそれと安易な話ができないのは当然のことだ。ここで新聞記事でも有ったように、市民の間からの要望がなければ事業計画を進めることはできないだろう。
いま私達に何が出来るか?まずはそこから始めなければいけないと思う。
■06/08/2003の掲載内容の要旨
長崎新聞を開いたら「模型古里へ戻そう」の記事が目に入った。当サイトの「諫早眼鏡橋」でも紹介している、埼玉県所沢市ユネスコ村のミニ諌早眼鏡橋の記事だった。(06/08/2003) 新聞記事には簡単にしか触れていないが、この模型は移築復元の唯一の成功例といわれる諌早眼鏡橋移築の技術的な諸問題の解決のために造られたもの。 この橋は模型とはいえ、10mの大きさであるとともに、出来栄えの素晴らしさから文化財に準ずる扱いをする為に、ユネスコ村に移築保存されていた。今ごろになって返して欲しいとは、ちょっと申し訳ない気もするが、諌早に帰ってこれれば、こんなに嬉しいことは無い。なんとか実現に協力できないものだろうか? *左の新聞記事をクリックしていただけると、記事が読める程度に拡大します。 |
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