平成14年度諫早市総合防災訓練

 諫早市総合防災訓練は、水防・地震の想定で例年通り本明川河川敷(光江橋下)で開催された。昨日の準備の様子はこちらから。(05/12/2002)

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 12時の時報で、今回の避難集合場所、八天公園では集まった住民に、一足早くキッチンでの油火災を体験してもらっている。熱して火が付いたナベに水をかけた瞬間、火は大きく燃え上がりました。

【13:17】

 消防第4分団に引率されて会場に入って「避難住民」になった皆さんです。

  避難訓練実施住民紹介が済んで、いよいよ今年の総合防災訓練開始です。

 訓練開始が告げられると、南からヘリコプターが近づいてきます。陸自の目達原基地から飛来した、OH−6観測用ヘリコプターです。陸自の第16普通科連隊長と第4施設大隊長の被災地偵察です。

 この状況視察により、昨日紹介した「自走架柱橋」アトラスの訓練が始りました。

 水防の約束の土嚢積みですが、消防団による水防マット(袋状のもの)工法の訓練です。もちろんこの後は、自衛隊、消防団、諫早市防災隊の合同の土嚢積み訓練も実施。

 板のようなものを並べているのは、国土交通省の簡易パラペット工法です。これは土嚢の代わりにあらかじめ準備していたパネルを使っての水防工法です。

 国土交通省の気球が揚がっています。平成11年採用のこの気球はリモコン操作のカメラが搭載されていて、被災状況の観測に使います。派手に水を流しているのは12年に採用した排水ポンプ車。すぐに水没してしまう小船越トンネルでは活躍しそう。30、60、150立米/分の排水能力の車両が備えられているそうだ。

 警察の交通規制訓練を兼ねて、大型車両にパワーショベルや大きな土嚢を積んだ車が入ってきました。これは建設業協同組合諫早支部の大型土嚢積工法訓練を実施。その後は16普通科連隊の非常炊出の車両がやってきました。このトラックが牽引している野外炊飯具2号は200食分の主食を40分で焚き上げます。(事前に参加者はこれで炊いたお握りを頂きました。ご馳走様)

まだまだ続きます

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