長崎くんちに行って来ました

  今日は10月7日、くんちの前日です。奥さんと遊びにいきました。(10/07/2001)

 JR長崎駅のカモメ広場、ここは準場所に成っていますので、沢山の踊町が、庭先回りの途中に、本場所に近い出し物を見せてくれます。

この出し物は、榎津町の川舟です。投網船頭さんは、小学校一年生だったのですが、なかなか凛々しい船頭振りで、上手に投網を打って大漁でした。

アミュプラザの二階も、高架の駅前広場も観客で一杯。「もってこーい」の掛け声に、何度も回ってくれました。

 中島川沿いの新橋町は、オランダ万才を見せてくれました。「しょもーやれ」の掛け声に、何度も演じてくれた後の、退場の一こま。

真ん中の「キャピタン」よりも、ちょこっと写ってる唐子が可愛かったりして!

右端に、少し陰になっていますが、町役の装束。羽織に唐人パッチがいなせです。

 新大工町の曳壇尻の登場です。川舟も恵比寿船もみんな回しますが、回す事なら、新大工町が一番!!
なんといっても連続5回半もまわします。

ばっちり決まると、「よいやっ」の声が掛かります。ここカモメ広場の準場所は、観客が多いためか、踊町の皆さんが頑張ってくれます。

初めて長崎くんちを見た観光客の人が「びしっと決まって格好いいなぁ」なんて話していました。
伝統という、無形の重みかもしれませんね。

 賑町の恵比寿船の庭先回りの一場面、ビル街や歩道から船を出すのは大変です。本場所や準場所の演技もすばらしいのですが、町歩きの途中に出会う、こんな風景にもときめきますね。おくんちの出し物の中で、海の漁師船はこの船だけです。

恵比寿というくらいですから、船頭さんが釣りをするのですが、他の船の投網が模型の魚を捕るのですが、ここだけは本物の鯛を釣り上げます。踊町ごとに演出やしきたりが違うののも楽しみの一つです。

 庭先回りを受けるお店では、ちゃんと幔幕を張っています。日ごろは伝統行事と無関係のようなお店でも、くんちの間は特別。

軒先が無い、こんなお店でもロープを張って、家紋の入った幔幕を張っています。幕の前で着ぐるみがチラシを配ってるなんて、ミスマッチで、なかなか良いと思いません?

タヌキは、こんな風景に楽しみを感じます。家業に関係なく、みんなくんちのシャギリを聞くとじっとしていられない長崎ッ子みたいですね。

  長崎くんちの詳しいことは、この公式ページでご覧下さい。 (10/07/2001)

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