2002長崎燈会(ランタンフェスティバル)

 今日は2月12日、今年の春節祭、長崎ランタンフェスティバルが始りました。早速仕事帰りに散歩。路面電車で向かいます。日ごろ見ない「築町」行きが、増発されています。レポートするのに、壁紙をいつものタヌキから、龍に変えてみました。

 えっ? 湊公園じゃないのかって? そう、ここは、館内の旧唐人屋敷です。慌てないでください。ちゃんと紹介しますから。まずは定番の中華街から・・・・

 新地中華街のメイン通りは、人々の波です。家族連れとカップルが半分かな? あとは観光客が3割、女の子のグループが2割。

 私みたいなのは、パーセントに入りませんね。

 仕事帰りで空腹です。さっそく角煮マンを一つ貰って、湊公園に行きましょう。紹興酒の試飲のお店もありましたので、ちょっと身体も、温めてね。

 私は、諫早までJR通勤です。飲酒運転は関係なし。

 中華街を通って、湊公園までやってきました。今7時になったばかりですが、すごい人手です。この湊公園に来れば、とりあえず、飾りランタンは沢山見れるし、イベントは有ってるし、美味しいものは食べれるし文句無いのです。

 人が多いのを我慢すればね。

 春節のお供えが一杯です。写真が小さくて判らないでしょうけど、豚の顔が沢山ならんで、子豚の丸が有って、伊勢海老もバナナも、トマトも、オレンジに、ニワトリ。あとは、なんだか判らないのも並んでます。

 こんなのに、お線香あげるより、食べちゃえと、思うのが、わ・た・し・です。

 ステージでは、中国雑技団のショーが有ってます。上海で見たのを思い出して、しばらく見てました。でも、沢山の人が集まっているところに、長くいるのが嫌いですから、今日の本命、旧唐人屋敷の、お堂巡りに出かけましょう。

 すぐ傍なんですよ。旧唐人屋敷の看板を目当てに、登って行きましょう。

 館内の広馬場を上って行くと、スタンプラリーの受付をやってました。お堂巡りを、スタンプラリーにするのが、今風なんでしょうね。

 けっこう説明を聞きながら、赤い蝋燭を買っているグループが居ます。500円の参加費というか、蝋燭代と言うか、どんどん売れてます。

 それでも、湊公園の喧騒に比べると、嘘のように静かです。お堂巡りの人たちは、何かに祈っているのでしょう。グループの人たちも静かです。

 始めに来るのは、土神堂。自分たちの住んでいる土地に、まず祈りをささげます。日本人が産土神に祈るのと、同じような気がします。

 土神堂から、右側の小道を登ります。ランタンに照らされて、暖かい気がするのは、私だけでしょうか?

 天后堂です。航海安全の女神天后聖母(別称、媽姐) を祀ったところ。媽姐堂とも呼ばれます。

 観音堂です。1737年(元文2)の創建と云われ。幾度かの再建、改修があって、大正6年に華商の鄭永超が改築いたものが現存のものです。いまは幼稚園の中にあります。
 福建会館です。媽姐は、ここと興福寺の間で行われています。昔、中国近代の父、孫文も、ここを訪れたと言います。

 せっかくの、中国正月です。館内の唐人屋敷も廻ってみませんか?

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