十六善神社(多良見町大草名)

 国道207号線を喜々津から大草に向かっていくと多良見町大草支所まで行たら行きすぎです。案内板が無いのと道路からは見えないので間違いやすいですね。東西園公民館の奥にあたります。

 歴史を感じさせる一の鳥居の右側の木は中身が洞になっていて掃除用具が、いつでも使えるようになってます。

 十六善神といえば釈迦の教えを守り七千の眷属を随えて大般若経の誦持者を護っていろいろな危難から救うことを誓願した守護神ですよね。

この神社の祭神でしょうか?

 境内の石組みは立派ですよね。大草・伊木力を歩いていると田圃や民家の石垣の立派さに驚くことがあります。

 昔から良い石工がいたんでしょうね。

ここの太鼓橋や石垣も立派なものです。

<メモ>
神社は以前、元釜名にあり浮津大明神と云われた。延宝3(1675)年痘瘡(天然痘)が流行し厄を忌避して現在地に遷したと云う。
旧大草村の村社として村民の信仰の中心であった。「二の鳥居」には、諫早一揆の中心人物であった諫早家老三村惣左衛門の寄進と見られる刻銘があり、「一の鳥居」にも安永五年に庄屋等村民で建立した刻文がみられる。
(上記二つの刻文は、普通には読めません)

現在の社殿は明治21年6月16日再建

<メモ:2>
二基の鳥居は多良見町指定文化財(第三号/建物)
毎年11月下旬には、子供相撲大会

[祭神] 大国御魂神、天香具山臣神、香久山臣神、庭高津日神、庭津日神、韓神、御歳神、曽冨聖神、白日神、聖神、奥津日子神、奥津日売神、大山咋神、阿須波神、波比岐神、羽山戸神、大土神の17神を祀る。浮津大明神は、十六善神社創建後も存続していたので、十六善神社のみが、部分的に遷ったとも考えられる。

05/18/2008更新

 

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