阿弥陀明神(女夫木町)

 小川の交差点から、女夫木に入って、右側が大杉、左手の「行き止まり」の案内の方向に入っていくと、この社に出会える。(01/02/2002)

 平家の落人伝説の女夫木にあり、古老の話によれば夫婦の杉の昭和の始めに一本が枯れたので、その木を使って建てたという神社です。

 また、鳥居の上部が壊れていますが、この壊れた石材の一部を使って、安徳天の石碑を作ったとのことです。

(諫早史談:田中為市氏著)

 そういえば、残った石材のうち、鳥居上部の真ん中が、足りないようにも思えます。

 残された、額束によると、「阿弥陀大明神」と刻まれているようです。

 正月を迎えて注連縄は新しくなり、ご神体への供物がありました。

 ご神体は光背細工のある台に乗った鏡でした。

 拝殿も宝殿も謂れの通り杉で出来ているようです。

 手水の台には文化13(1816)年、鳥居には文政2(1819)年と刻まれています。

Mapion

<メモ>

祭神:不詳

創建:不詳

 

inserted by FC2 system