温泉神社(有家町)

 旧街道の趣がある、古い町並みを見ながら、温泉神社の四末社の一つ、有家町の温泉神社にやってきました。(12/16/2001)

 一の鳥居に向かう、いい感じの道です。本来は参道なんでしょうが、歩いていて楽しくなリます。味噌の醸造工場も、昔ながらの雰囲気で、「醸造蔵」の、雰囲気です。

 この、有家の温泉神社は、諫早神社と同じく、雲仙の温泉神社の旧四面宮時代の分身末社として、山田神(吾妻)、千々石神、同様に祀られた、歴史ある神社です。(麓神と呼ばれた)

 他の三末社同様、別当寺として、金剛院を併置していたが、他の末社同様、明治の神仏分離令により、寺院は廃され、神社一元化で、温泉

神社となった。

 見事な山門です。寛永4(1637)年に、島原の乱で焼失し、終結後、天正15(1648)年に、再建されたとあるので、その後の山門だとは思うのですが、別当を併置した、名残でしょうか。

<メモ>

祭神
白日別命、豊日別命、豊久士比泥別命、
建日別命、速日別命

 麓神と呼ばれた、四面宮末社の四社は、他の旧四面宮、と比べて、より歴史を感じます。

 境内の拝殿に向かって、左側は児童公園になっていますが、その公園か、更にもうすこし西側のあたりに、別当の金剛院が、建っていたとのことです。

<メモ>

夏越祭り(夏祭り)が昭和48年に復活されて、以来、毎年7/29、30日に開かれる。

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