阿蘇神社

 国道34号線を長崎から諫早に向かうと多良見町の化屋交差点がある。そのすぐ右手が、この阿蘇神社。

 旧喜々津村の村社であった阿蘇神社。毎年、奉納相撲が行われていて20年近く前には私も相撲をとったことが有る。

 元々、正法寺の管轄下にあったようで二の鳥居には、その旨が記されている。

 二の鳥居や、三の鳥居が、風格があってよい。

祭神
阿蘇大明神(神武天皇の御子である神八井耳命 (カムヤイミミノミコト)の御子である健磐龍命(タケハナタツノミコト)

縁起
近くの囲に西郷石見守尚善公が創建し嘉永元年(1624)に正法寺住職伝興法師が氏子と協力し囲の地より阿蘇神社を現在の地に遷宮した。

 伊佐早氏を倒して、この地を治めた西郷氏は九州の有力武士団の菊池氏を祖としており、その菊池氏は南北朝時代(1182〜1428)に九州の南朝方の盟友、阿蘇氏と関係が深かったことから、この地に阿蘇神社を西郷氏が勧請したのではないかと考えられる。尚善公は文明年間(1469〜1487)の人であるから阿蘇神社もこの頃の創建のように思える。。

 国道の拡張でなくなったが鯰池があって阿蘇神社のお使いが「なまず」で有ったとの事で喜々津の人たちは鯰を食べず、網に掛かると鯰池に奉納していたと言われる。

例祭は10/15が喜々津くんち。また上記の奉納相撲は以前は9/10に穂上祭として行われていたが現在は敬老の日9/15に開かれている。

【市指定文化財】

二の鳥居 三の鳥居
二の鳥居 三の鳥居

なかなか立派な神明鳥居

05/21/2008更新

 

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