枯松神社(キリシタン神社) |
キリシタンの聖地といわれる外海町のサン・ジワン枯松神社です。(12/21/2001)
キリシタンを祀った神社は日本に三社しかない。枯松神社は、その一つである。土地に人は「枯松さん」ともいう。枯松とは、土地の字名で、この石段の山道を50mほどのぼった林の中に小さな社が建ち拝殿内に、「サン・ジワン枯松神社」の石祠がある。 祀られているジワンは外海地方で崇敬されているバスチャンの師ジワン(ジワンまたは、ジョワン・ヨハネ)であろう。 |
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キリシタン禁制210年の間、土地の人たちはジワンから教えられた信仰を守り通した。 「悲しみ節(キリスト復活前46日)」中、密かに「おエン岩」と呼ばれるジワンの隠れ家であった岩の前に集まりオラショ(祈り)を、ひたすら唱え伝承した。 拝殿の周辺には十字架を刻んだ自然石(結晶片岩」の古い墓が有り長く哀しい迫害と弾圧に耐えて祈り続けた潜伏キリシタン達の、さまざまな思いが偲ばれる。 |
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現在の社は昭和元年ジワンの墓の上に建てられたものであり隠れキリシタン(旧キリシタン)の聖地となっている。 (外海町が設置した案内看板より一部修正転載) <メモ> 長崎方向からは黒崎カトリック教会手前の枯松神社案内看板か、約1.5km上る。運動公園の隣り。 |
05/14/2008更新