熊野神社跡と讃州谷(破籠井)

 破籠井の熊野神社の脇から、山道に入ると、平家の落人が住んだという、讃州谷や、始めに熊野大権現を祀った、旧熊野神社にいけます。(12/22/2001)

 400m程入ると、「山に行こう」の人たちと立てた、案内標識が、まだ無事に立っていました。

 この標識から、左に折れて下っていくと、讃州谷です。この辺には、メジロの密猟者くらいしか入っては来ませんが。

 遺跡見物でなくても、森林浴にも良いですよ。

 住居の跡と思えるものや、田畑の石組みの跡が残っています。

 このような遺跡には、詳しくないので、学術的には、不明ですが、こんな山影に住むのは、やはり落人達でしょうか?

ここに住んだのは、讃岐中将伊賀倉左近平時実の主従11名(一族8名とも言う)だといわれています。

 もとの道に戻って、今村方向に行くと、右手に旧熊野神社の標識があります。田畑の石組みの脇を通って、尾根まで出て、右手に尾根を歩きます。

 この写真の向こう側から来るように成ります。写真にも写っていますが、遺構の石が残っています。

 この位置は、旧長崎街道からは見えないところになっているのも、落人の里を思わせます。

 遺構の脇に、熊野大権現の額束が残っていました。遷宮の跡の小祠の代わりでしょうか?

熊野神社(破籠井)に行く

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