裳着神社

 長崎市の裳着神社に、やって来ました。茂木の港には、案外安くて、美味しい魚を食べさせる、割烹が、何軒もあります。(12/10/2001)

 思案橋から、田上を経て、茂木の港に入ったら、すぐに左折して、橋を渡って、川沿いに進みます。染物屋さんの角を右に入ります。

 一の鳥居は、金属製。亜鉛どぶ漬けの様です。変なペンキ仕上げより、この方が好感が持てます。

 二の鳥居を、くぐって、境内まで上がって見ましょう。

<メモ>

祭神
応神天皇、仲哀天皇、神功皇后、武内宿祢大臣、大伴武持連、物部いくひ連、中臣烏賊津連、大三輪大友主君(祭神君臣八柱)

長崎市茂木町字辻232番地
(旧:肥前国高来郡茂木郷)

由来
八柱の祭神だったので、八武者大権現と、維新前までは、呼ばれていたそうだ。

その昔、神功皇后の三韓征伐の際、この浦より上陸し裳を着けたとの故事により、裳着の地名がおこり、その地に神社が創建されたと伝えられる。その後足利氏の末に、国内が乱れ、この社も、焼き討ちなどで、廃絶同然になったが、寛永3(1626)年に、県令、松倉豊後守重政公により、再建された。

 現在の社殿は、明治8年に再建されたものだが、素晴らしい欄間の細工などは、旧社殿から移されたものという。

 港に降りてみると、鳶が舞っている。

 

inserted by FC2 system