年神社(下大渡野町)

 国道34号線、本野の交差点から入って、Aコープ本野店の反対側の丘の中腹にあります。
(12/30/2001)

 正月を前にして、注連縄も新しくなり、拝殿の前には、国旗も飾られていました。

<メモ>

祭神 大歳神、御歳神、若歳神

創建

和銅3(710)年

 市内では、本明の平松神社についで古い神社で、戦国時代に尾和谷軍兵衛が、大村攻めをしたときに祈願したという。

 尾和谷軍兵衛の大村攻めといえば、元亀3(1573)年の話だが、このとき軍兵衛は、大村氏の旧臣、富永又助の謀略に会い、味方に加え、裏切られて敗走したそうだから、五穀豊穣の神様、「年神社」は、戦勝祈願には剥かないかも?

 年神社の裏手の丘陵は、開と呼ばれ、尾和谷城(諫早の支城)が、築かれていたところ。

 この開の辻に、佐賀型の六地蔵がある。神社の境内にある、六地蔵は、何処も破損が大きいが、この様に単独で残っているものや、寺院の中の六地蔵は、比較的きれいなままで、残っているようだ。

 

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