田原神社(小長井町田原)

 小長井町役場手前から、山茶花高原に向けて上ってくると、体育館を過ぎて、右手にある溜池の中、埋め立てた小島部に、神社がある。(01/27/2002)

 この田原(たばる)地区は、縄文時代から、住人がいたらしく、大宮良、弥次郎、小次郎川より、遺跡が出土している。

 文治丙(1186)年、田原村開拓がされ、永禄年間、溜池築造のため、社殿を北山弥次郎の景勝地に遷座した。

 その後、悪疫流行し、村民深くこれを畏れ、天正(1575)3年、現地に、二百余坪を埋築して、一宇を建設して、遷座式を行った。

 今の社殿(神殿)がこれで、昭和63年12月改築され、田原部落の氏神さまである。  (町教育委員会看板より転載)

小長井町指定、有形民俗文化財。

【祭神】 大戸之辺尊、大歳神

【創建】 開拓と同時に祀られたというから文治丙(1186)年

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