白鬚神社

 国道251号線を、東長崎から、小浜に向かっていると、有喜の交差点にでます。右折して、海に向かうと、漁港の手前右側に、白鬚神社が見えてきます。(12/03/2001)

 境内は、小さな公園に成っていて、近くの子供達の、遊び場になっています。

 有喜といえば、勇壮な面浮立があります。この浮立は、この神社の奉納踊りです。

祭神
武内宿弥大臣

由緒
武内宿弥が朝鮮出兵の帰りみち遭難してここに漂着したという伝説に基づいて建てられた。

旧暦8/1(八朔の節句)に面浮立の奉納
(現在は、新暦の9/1に変わっていると聞いたが、まだ、未確認)

 一の鳥居をくぐって、境内に入って、すぐ両側に、精巧な細工を施した、燈篭があります。

 奉献の、関係文字が読めないのが残念です。

<メモ>

 神功皇后の朝鮮出兵の帰路、時化にあって難儀していた、武内宿弥の軍船を、有喜の若者が曳き舟して、有喜の港に、お連れした。船の修理や保養で、一行が滞在した際、農業や漁業の改善指導などをしていただいた。有喜の人々は、大変感謝して、一行が去ったと、当時の有喜古場名に、白鬚さまを祀ったといわれる。

 諫早市史によれば、本来の祭神は、海人族の守護神の猿田彦神との事ですが、その通りだとしても、既に祀ってあった、祭神の上に、新たな祭神を祀ったり、合祀したりは、そんなに珍しいことではない。(12/24/2001)

 

 

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