八幡神社(愛野町大字野井)

 国道57号線愛野交差点から吾妻方向に向かって、愛野病院から右折。通称「八幡」の集落に入る。
(04/21/2002)


(瑞垣に囲まれた拝殿、奥の神殿は新築)

 文政4(1821)年建立の一の鳥居。真っ直ぐに参道が伸びています。

【祭神】

誉田別命、大ササギ命、保食神、中筒男命、弥都波能売神、大綿津見命、菅原道真公

 安政二年建立のこの二の鳥居は、千々石湾を震源とした二度にわたる島原地震で26人死亡を出した、大正11年12月の震災で倒壊したものを、昭和二年に復旧されたと記載されている。

 また、境内に入る三の鳥居も同様に復旧されたと彫られてある。

【由緒】

 昔、南高来郡北部の覇者であった西郷氏の守護神が八幡神社であることから、その一族でこの地方の豪族であった、野井五郎公により、正安2(1300)年に、ここより東方12キロの瑞穂町宮の地(旧西郷村)の荒磯八幡神社より分紳し祭祀したと伝えられている。

 

inserted by FC2 system