深海神社(高来町小江)

 国道207号線で、諫早から、高来町に入ったところが、深海(ふかのみ)この、国道の左手丘陵に深海神社はある。(02/16/2002)

Mapion
(一の鳥居)

 となりに保育園があるので、子供たちの元気な声が、境内まで聞こえる。境内外周の板垣は、「紀元二千六百年」記念で、奉納されたもの。(注、紀元2600年=昭和15年)

 明治30年9月建立の、二の鳥居は、柱の転びが無い、直立した鳥居。このような鳥居は領内では、あまり目にしない。
 三の鳥居と、その先に神橋がある。境内裏手に、「天照天神宮」の社名が刻まれた、石柱がある。となりには、天神さまと、天照様の石祠が並んでいるので、上記が、旧社名かもしれない。
 拝殿は前に梅の花が咲いている。こんな風景に出会うと、すべてが天神様に見えてしまう。
 境内の稲荷大明神、拝殿左手に祭られている。
【祭神】

大国主命、応神天皇、菅原道真、須佐之男命、豊受之大神

【創建】

慶長17(1612)年

 この深海の地は、石高300石で、深堀藩の飛び地であったと言う、西郷繞堯の弟で深堀藩に養子に出た純賢の隠居の地であった、その際、純賢が、この深海神社を創建した。

 また、神額は乃木大将の揮毫と言われる。

04/26/2008更新

inserted by FC2 system