市布天満宮(多良見町市布名)

 国道34号線の市布バス停から、矢上に向かって右折。長崎バイパスのガードをくぐって左側に天満宮が有る。(03/01/2002)


(大正12年9月建立の一の鳥居)

 神社の後背の山は、天満宮公園として整備され、野球が出来るグランドやゲートボール場に成っている。車できた場合は公園の方に上って、徒歩で降りてくるのが良い。

 一の鳥居にやや遅れて、大正15年9月15日建立の二の鳥居。境内の顕彰碑によれば、この市布名の天満宮は、老朽化が激しかったので、部落の総会にかけたところ、改修の話がまとまり、平成元年に、境内の整備と社殿の再建が行われた。

 まだまだ、地域の産土神への信仰は失われていない。

 新しくなった、拝殿には、弘法様の祭壇も準備されていて、左の祭壇に祭られている。

 拝殿にカギが掛かっていて入れなかったのが残念。

Mapion

 拝殿のガラス越しに写した、弘法様は、諫江八十八ヶ所霊場讃岐国国分寺。この弘法様は、元々阿蘇大明神に祀られたが、一夜にして、当時は、一能々(いちのの)天満宮と呼ばれたこの社に飛んでこられた言われている。(天保8年の巡拝記に記される)

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