池神社(飯盛町池下)

 国道251号線から、戸石港を旧道に入り、池下漁港近くの池下公民館となり。(02/12/2002)


(港を背にした神社)

 勧進元亀元(1570)年の創建。池下の地は、元々住吉海濱で有ったのを、一の大堤防を作り、一部落となったもの。その堤防の建設、漁業の安全を祈願して出来た、神社であるといわれている。
 祭神は、やはり海の神、豊玉姫命。明治に村社に列せられた、由緒ある神社である。

 この神額は、長崎の諏訪神社の宮司さんが書かれたもの。


(池下の石棺)

説明板の書き写し

 昭和39年9月28日、道路幅員拡張中に発見された。調査の結果二基の石棺で、一基には男一体、女一体、計三体(計算が合わないが、こう記載されている:管理人註釈)と、副葬したと思われる、鹿の骨と犬の骨が入っていた。また三体とも朱を塗って有った。(朱は防腐剤か迷信だろう)

 他の一基には男女不明14〜5才の人骨と土師器二片と、子供の作った指の形のついた土器が入っていた。

 長崎大学医学部教授、内藤篤馬氏は、この石棺は弥生時代と古墳時代の中間ぐらいで、1500年位前のもので、この神社の台地には沢山の石棺群があるのではないかといっている。

昭和52年10月1日 飯盛町教育委員会

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